自彊術の方法・やり方・手順や使い方
自彊術の方法概要
自彊術は、大正5年、中井房五郎氏によって創案され、医療制度がまだ不十分であった時代に、現在の指圧や整体、カイロプラクティクなどの数百種に及ぶ手技療法で難病を治したといわれる治療法に代わるものとして生み出された31動作の体操です。 特徴は、身体可動の極限まで動かす体の使い方で、31動作からなる全身運動です。重要なのは、31動作の手順を順番に行うことで、前の動作は次の動作の準備運動となり、全身の調和が生まれるのです。弾みをつけた動作を利用しているので、見た目よりもエネルギーを必要としませんので、病弱な人でも行えます。
自彊術の手順・方法01
31の動作は通常、順序を変えたり、一つとして省いたりすることなく行わなければいけません。なぜなら、それぞれがつながっているからです。人体の中心であるお腹から始まり、胸→肩→背中→首と、第12動作までは上半身を整え、第15動作までは腰、第16から20までは脊柱を矯正する動作をしてから、第21動作からの下肢の調整となります。下肢だけを鍛えようとすると上半身からの負担が多くなり、かえって下肢を壊してしまうおそれがあるからで、その後の第30動作で行う、でんぐり返しは、やり方を間違えると頸椎を痛める可能性があるので、どれ一つ抜かしても効果をあげることが出来ないのです。
自彊術の手順・方法02
知る人ぞ知る健康法である自彊術は、現在様々な心身の不調に効果があるとされています。ヘルニアなどの腰の病気や関節疾患はもちろんのこと、高血圧や不眠まで幅広く改善出来る可能性がある健康法なのです。このトレーニングでは体の凝りや歪みを治していくことで、全身の血流をアップ出来ます。体全体の循環が良くなり、滞っていた老廃物がスムーズに動くようになるのです。呼吸も整えるため、気が充実してきて様々な病気に対する抵抗力が出来ます。最近では、脳内物質のセロトニンを増やす効果などが特に注目されるようになっているのです。
自彊術の手順・方法03
このトレーニングを行うと、体の深部の筋肉が鍛えられます。特殊な動作を通じて知らず知らずのうちに、内部の筋肉を使っているわけです。深部の筋肉が引き締まることで、見た目がどことなくすっきりとしてくるのはもちろんのこと、全身の代謝機能が高まります。従って、食べても太りにくい痩せやすい体に導いていくことが出来るわけなのです。中高年世代が陥りがちな、代謝機能の低下による体重増加やサイズオーバーを、このトレーニングを行うことである程度予防することが出来ます。このトレーニングでは具体的な手順や体の使い方が重要になりますので、専門のレクチャーを受けるのがベストと言えます。
自彊術の手順・方法04
自彊術(じきょうじゅつ)とは、大正5年に創案された健康体操です。動画などで見る限り大きな動きが目立ち、運動不足の身体には堪えそうな気がしましたが無理せずできる運動ばかりでした。それはなぜかと言うと、はずみや反動の部分も細かく考えられているからです。骨格のゆがみや関節にもいいらしく、筋肉の使い方を意識して手順よく体操していくと健康的な身体に近づけるでしょう。運動は31の動作にわけられており、すべて行うとだいたいですが25分程度でした。いままであまり運動をしていなかった人には負担が少ないのでお勧めです。
自彊術の手順・方法05
この健康体操、まずはどうやって始めたらいいか戸惑いがちです。歴史は大正時代のものですからなかなか知れ渡ってはいません。しかし、団体も実は多くあり全国に会員がいるほどです。お近くで探してみてもよいかもしれません。会員になるのはまだ抵抗がある人は、書籍や動画を参考にして自宅で行ってみるとよいでしょう。DVD化はされていませんが、ビデオ化にはされているようです。また書籍もなかなか見つかりにくいですが、古本屋やオークションなどで取り扱っている場合が多いです。1日目は、激しい運動のように感じられると思いますがだんだんと楽になっていきます。
自彊術の考察
自彊術は大正5年に手治治療師であった中井房五郎によって考案されたことで広まった健康体操です。しかし、戦争という時代の流れにより一時は途絶えてしまいます。この途絶えてしまった体操は戦後久家恒衛や吉田誠三、近藤芳朗によって再び脚光を浴びるようになります。現在の日本では健康長寿の会や愛好家などにより全国各地に普及が進み、数多くの教室や団体が発足しています。また、硬くなった関節や歪んだ骨格矯正、血液の循環などの改善にも効果が期待できることから女優淡島千景など多くの有名人が体験し、その効果を実感している健康体操でもあります。
自彊術のまとめ01(使い方や注意点など)
自彊術は1916年に中井房五郎によって創案された日本最初の健康体操と治療術です。当時の事業家だった十文字大元によって日本全国に宣伝普及され実施人口が300万人と言われるほど隆盛を極めました。しかし十文字大元が亡くなった後はこれに並ぶ指導者が現れなかった事や戦後急速に進歩した欧米医学や医療などに世の人が惹かれていき古めかしい健康体操を見向きもしなくなった事や現代医学理論でこの体操の優秀合理性を解明する人がいなかった事などから廃れていきました。しかし1965年に近藤芳朗医学博士の医学的解明と幸世夫人の正確な技術伝習によって再び世の視聴を集め復活をみました。
自彊術のまとめ02(使い方や注意点など)
自彊術は1916年に我国で創案された健康体操のことをいいます。この体操方法は31の動作で構成されていて関節の硬さをほぐし、骨格のひずみを正し、血液の循環を良くするとされています。この動作を順番に行うことで前の動作が次の動作の準備運動となって全身の調和をはかれます。この体操は習熟すると1回約15分で行えます。弾みや反動を利用するので肉体的には疲労を残さないとされています。その為にたとえ病弱者であっても行うことが可能です。器具は用いず場所も畳1帖分のスペースがあればどこでも出来、これには呼吸法を利用します。
自彊術のまとめ03(使い方や注意点など)
身体の健康を維持するために運動は必要不可欠ですが、不規則な運動や過度な動作は健康を害する可能性も指摘されています。自彊術は、日本における治病を目的とした唯一の医療体術です。体を動かす方法は、31の動作を組み合わせることで構成されています。運動者の身体状況次第で変わりますが、可動範囲の限界まで動かす全身運動が基本です。順番の決まっている31動作の各動作は、次の動作の準備運動となるように意図されています。限界まで可動させる各部の動きは激しく見えますが、反動を利用した動きなので体が弱くても可能な上に特定の器具を使わないのでどこでも出来ます。
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運動療法のひとつに自彊術があります。更年期障害症や肩こりの改善など、様々な症状の改善が期待できます。使用する道具などは特に必要なく、畳一畳ほどのスペースがあれば行うことができます。31の動作を独特の呼吸法と号令を使って、順番に行っていきます。1番目の動作は下腹を抱えて肩を上下するというものです。両脚の親指と膝を揃えた正座の姿勢から、「用意」の号令で両手を組んで肘を伸ばした状態で、下腹を抱えます。その状態から鼻から息を吸いつつ肩を上げ、次に口から息を吐きつつ肩を下げていきます。これを20セットで1番目の動作が終わり、2番目の動作に移ります。特に必要な道具や費用もなく、手軽に行える運動療法です。