公衆WIFIの設定方法・やり方・手順や使... | 色々なカテゴリの方法や利用・使い方など 方法ラボ

公衆WIFIを利用することには、いくつかのメリットがあります。まずは、サービスによっては無料で利用できるということがあります。無料の場合でも、その使い方が異なるケースがあります。特に利用登録しなくても利用できるサービスや、ユーザ登録することで無料で利用できるものなどがあります。また、一定時間であれば無料で利用できる場合などもあります。さらに、ホテルなどではパスワードを教えてもらうことで、そのホテルの利用者のみが利用できるようになっているサービスもあります。これらのように無料で利用できることが、公衆WIFIの特徴です。

スマートフォンなどでは、一定量の通信量までは高速回線で利用でき、上限を超えた場合には通信速度が抑えられるなどのサービスが一般的となっています。これらの場合に、公衆WIFIを利用することで、携帯電話会社の通信利用を削減することができます。また、携帯電話回線に比べ高速で利用できる場合があることもメリットです。これらの公衆WIFIでは、一般的には光回線で接続されており、光回線は携帯電話会社の回線より速度が速いことが通常です。その為、公衆WIFIを利用することで、外出先でも高速のインターネットが利用できるということがあります。

公衆WIFIの利用では、簡単な手順で利用できます。公衆WIFI設定の流れとしては、まずは、WIFI接続できる端末を用意する必要があります。WIFI接続できる機器としては、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンやゲーム機などがあります。これらの機器を用意し、ネットワーク接続設定から、接続先のSSIDを選びます。SSIDは、各公衆WIFIに接続する際のIDであり、スマートフォンなどでは自動で検知し、接続可能なネットワークとして表示されます。公衆WIFI設定の手順では、このSSIDを選択し、パスワードを設定するのみです。

公衆WIFI設定では、SSIDを選択し接続ボタンを押すのみ等で接続できる場合と、パスワードを入力する必要がある場合の大きく２つあります。一般的には、パスワードの入力が必要となることが通常ですが、公衆WIFIでは、幅広い人に利用してもらうためにパスワード不要な場合もあります。パスワードは、公衆WIFIのサービスの加入をすることで通知されたり、ホテルなどの設備ではフロントなどで教えてもらえる場合があります。パスワードが不要なケースでは、検知すると自動で接続され、そのまま利用できる場合が多くなっています。

公衆WIFIを利用する際には、電波の入るエリアに入ることも必要になます。公衆WIFIでは、携帯電話の電波と異なり、その範囲が非常に狭いということがあります。接続ポイントのある場所から半径５０メートルから１００メートル程度の範囲内に入らないと、電波を受信することができません。その為、公衆WIFIの使い方として、これらの電波を発信している場所の近くにいることが必要となります。また、電波の発信源から遠くなるほど、速度が落ちたり接続が不安定になることが通常です。その為、できるだけ強い電波を受信できる場所での利用が重要です。

また、公衆WIFIの使い方として、接続ポイントにスマートフォンなどを持った多くの人がいる場合には接続が不安定だったり、低速になるということがあります。公衆WIFIでは、１つの接続ポイントに対し、同時に接続できる数が限られていたりします。また、同時に複数人が接続した場合には、１つの回線速度を複数人で共有することになります。その為、多くの人が接続するような場所では、最大接続数に達していると接続できなかったりします。また、多くの人が接続しているほど回線速度は遅くなります。さらに、１人のユーザが大きなファイルをダウンロードしている場合にも遅くなる可能性が有ります。

公衆WIFI設定は、その方法は簡単であり、場合によっては特に手順を踏むこともなく自動で接続してもらえます。但し、スマートフォンなどの端末で、WIFI電波を受信する設定にしておくことも必要です。公衆WIFIでは、通常の携帯電話会社の回線とは異なる回線になります。その為、これらを利用する際には、スマートフォンなどでWIFI接続を有効としておく必要があります。WIFI接続を有効とする方法は、端末によって大きく異なってきますが、通常は有効化ボタンをONにするのみ等、簡単な方法で設定できることが一般的となっています。

公衆WIFIでは、接続ポイントに近い場所でしか利用できません。その為、接続ポイントから外れてしまうと自動で切断されるということがあります。携帯電話会社の回線では、サービス範囲内であれば、接続が継続され続けます。その為、電車内での移動時や山奥などサービスが行われているエリアでは、どこでも利用できます。しかし、公衆WIFIでは、同じ業者が提供している接続サービスであっても、エリアを移動すると接続を引き継ぐことができません。その為、場所を移動し別の接続ポイントに移った場合には、再度接続の流れを行う必要があります。

公衆WIFIでは、接続の流れが簡単であり、そのやり方も簡易的になっている場合が通常です。しかし、利用時にはいくつかの注意点もあります。まずは、無暗に利用しないということが重要になります。あらかじめ会員登録しておくものや、業者の知れたサービスを利用する場合には問題ないことがほとんどです。しかし、中には無料で公衆WIFIを開放し、データを盗み出すなどを行っているケースもあります。悪意のある接続ポイントに接続された端末から、個人情報などを盗み出される可能性が有ります。その為、知らない接続先には接続しないなどの対策も重要です。

公衆WIFIでは、接続のやり方が簡単であったり無料であるなど便利ですが、誰に通信内容を見られているか分からいということもあります。その為、これらを活用する場合には、重要なデータを授受しないなどの対策も重要になります。公衆WIFIはその利便性の高さや、利用端末の普及から多くの接続ポイントが街中に用意されている状況です。特に最近では、外国人観光客にインターネットを利用してもらうなどを目的として、多くの接続ポイントが設定される傾向にあります。接続へのやり方は簡単である反面、知らない接続ポイントの利用には注意するなど考えた上での利用が重要です。