トランシット使用の方法・やり方・手順や使い方・流れ

トランシット使用の方法概要
まず設置場所を決め、土台となるアルミ三脚を設置しましょう。なるべく平坦な場所がよいでしょう。この時高さも作業しやすいようおおまかに調節しておきます。三脚の固定が終わったら、その上にトランシットを載せてネジで固定します。設置が終わったら次に、傾いている器械を水平に調節します。気泡管を参考に三脚の脚の長さと、器械を三方から支える三つの整準ネジの高さを丁寧に微調整してください。気泡が中心に来ていれば水平です。無事水平になったら最後は器械の位置の微調整です。光学求心機を使用して、観測点にあらかじめ打ち込んでおいた鋲をぴったり捉えるよう器械の位置を微調整してください。
トランシット使用の手順・方法01
使い方によって手順は多少変わりますが、基本的なやり方はどの場合も共通しています。まず望遠レンズをのぞいて十字線がはっきり見えるようピントを合わせた後、十字の中心に第一の目標を合わせましょう。望遠レンズの微調整ネジをまわして上下を、液晶パネルの横のネジで左右を調節します。ぴったりあったところで液晶のスイッチを入れてください。この時レンズを向けていたポイントが角度の基準点となります。あとは任意の場所にレンズを向ければいいだけです。液晶に表示される数字が基準点と第二目標、この二点の間の角度を示しています。
トランシット使用の手順・方法02
測定器を使って測量作業を行う際に必要な道具は三脚です。必要な道具を用意したら、三脚をできるだけ水平な場所にセットします。三脚をセットする際は測定中に脚が動かないように、しっかりと固定するようにしましょう。三脚をしっかりと固定したらトランシットを固定ネジを使ってしっかりと三脚に固定します。シッカリと測定器を三脚にセットで来たら、次は測定器を使って気泡の動きをチェックします。気泡が円の中心部分に来るように高さ調整ネジを使って調整しましょう。高さ調整ネジは三角形の形をしており、手前の二つで左右の調整を行い、奥の部分で高低の調整を行います。
トランシット使用の手順・方法03
水平の気泡の方向は二つあります。気泡を円の中心部分に寄せたらもう一方の方も調整を行います。調整ネジの土台の部分と気泡のついている部分は回転するので、これらで水平になるように調整します。水平に調整することができたら、接眼レンズで水泡の位置を確認します。水泡の位置がずれている場合は、下部の固定ネジを緩めて微調整を行います。調整ができたら確認作業を行います。確認作業は望遠レンズを使って行います。望遠レンズの中に見えている十字の部分を測定したい目標に合わせます。目標に合わせることができたら、操作パネルのボタンを押し測定作業を行います。以上が測定器の使い方と測定器を使用した測量作業の手順となります。
トランシット使用の手順・方法04
トランシットは測量の際に角度を測定する測量機です。道路などでよく道路工事の人が三脚付きのカメラを覗いていますが、あれが測量機の本体になります。使い方としては杭を持つ人の場所をカメラで覗きます。その際に本体にある目盛を読み取るまでが手順です。この際のメモリが角度と杭までの距離の目盛が付いています。昔の測量機はアナログ式なので、目盛の読み違いで測量のズレが発生していました。今回使用した最新の測量機は目盛部分がなく、デジタル表示が2箇所取り付けられています。これにより測量者の視差による誤差がなくなる感じを実感しました。
トランシット使用の手順・方法05
デジタル表示による測量者の誤差がなくなりましたが、この測量値を記録する際の記入ミスを減らす開発がされています。現場でいろいろな道具を準備して測量しますが、もし記録ミスで測量のやり直しとなるとまた道具の準備などの手間が発生してしまいます。開発されている測量機には印刷機能が追加されようとしています。測量データをメモリに記録し、測量が完了したら印刷する。これによって、記録ミスが削減されると考えられています。このような測量には人的ミスは致命的になります。ですので、機械の補助を受けて人の目で測量することがもっとも精度の高い測量と考えられます。
トランシット使用の考察
トランシットは角度を測る測量道具です。図面を作るのには現場でのデーターの取得が必要不可欠で長さと合わせて角度を測らなければなりません。その他高さや深さなど様々なデーターが必要になってきます。これらのデーターを図面に表すことで測量図面が出来上がってきます。これらの図面を基にして道路や土地を改良したり新しく作ったりしていきます。また測量をする際にこの機械を使用して角度を測ることにより、距離が計算できたりその他のところの角度が測定しなくても算出することができます。角度と距離を測ることにより作成する図面の基本的な場所を特定することができます。
トランシット使用のまとめ
トランシットとスケールを使用して測定地点を明確に定め、その地点に平面図を作るための基準になる測点を設置します。その測点に平板を据え付けて平面図の作成を行います。この機械は平面図を作るための基準点を最初にはかる道具としても利用します。角度と距離を測定して基準となる点を座標計算により算出して図面に落とします。その点に平板を据え付けて平面図を作っていきます。また、この道具を使用して高さを測ることも可能です。この機械をのぞいてみると3本のラインが引かれています。スタッフとこの上下にあるラインの高さを測定することでスタッフを置いたところの高さが測定できます。
トランシット使用で使った言葉の意味・使い方
図面を作成する場合は角度を測定することが必要不可欠です。角度がわからないと何の図面も出来上がりません。道路を作ったりダムを建設したり土木関係の仕事には図面がなくては何も始まりません。この図面を作るための、おおもとのデーターをとるために必要なのがトランシットです。ですからこの機械がなければ何も始まりません。この機械は上部構造と下部構造に分かれておりそれらのねじをその使い方により使い分けて使わなければなりません。またマイクロメーターが外側につけられていますので、ちょうど0度に合わせて使うことも可能です。
トランシット使用の方法の注意点
トランシット使用するための準備の方法を紹介します。 まず、平坦な場所に三脚を立てることが大切となります。この際さらに地面が土である場合は土の中に三脚を埋めて固定することでより正確に測定することができます。 次に三脚の上にゆっくりと乗せていき、三脚の固定ねじをしっかりと止めていきます。この際、据える基準となる地点を確認しながら行います。 完全に固定が終了したら気泡を見て傾きを確認していきます。この際、高さ調節ねじを動かしながら、気泡を円の中心に移動させます。 水平になったら真下を見て注進化の再確認を行います。 これで準備は完了となります。
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トランシットは通常角度を測る機械です。この機械で高さも図れることをご存知ですか。この機械とスタッフを使用することにより高さを測定することができます。機械をのぞいてみるとセンターにラインが引っ張ってありその上下にもラインが引っ張ってあります測定する土地にスタッフを立ててこの機械の上部のラインの値と下部の値を読み取ります。その差を算出して三角形計算をすると、そのスタッフを立てた場所の高さがいとも簡単に算出することができます。よく高さの算出方法の公式を理解して角度を測る機械を便利に使ってみてください。