ゴーヤ水の方法・やり方・手順や使い方
ゴーヤ水の方法概要
ゴーヤチャンプルーなど沖縄料理の食材として知られ広まったゴーヤは、育てるのも比較的簡単で個人でも栽培できます。独特の苦みがありますが、ビタミンやミネラルといった栄養を持ち、夏にも積極的にとりたい野菜です。そんなゴーヤはヘチマと同じウリ科の植物です。ヘチマといえば、採取された水が化粧水としても販売されており、保湿力の高いことで知られています。ゴーヤからも同じようにゴーヤ水をとることができ、保湿力はヘチマ水よりも高く、また低刺激だともいわれています。ゴーヤ水は市販のものを購入することもできますし、ゴーヤを栽培していれば直接採取することも出来ます。
ゴーヤ水の手順・方法01
ゴーヤ水をとる前の注意点です。水をとる際には根元から50~60cmのところをカットしますので、ゴーヤは水をとった後に枯れていってしまいます。収穫など終わった状態でとるのが良いでしょう。また、夏の日差しを避けるため緑のカーテンとしてゴーヤを使っている方もいらっしゃるかもしれません。その場合は日差しが和らいできた時期に採取するのが良いでしょう。水を採取する日は、雨が続いた日の後だとゴーヤが水をよく吸い、成分が薄くなっている場合もあるとのことです。化粧水としての成分を大切に考えるのなら、晴天続きの後で採取するのが理想です。
ゴーヤ水の手順・方法02
実際にゴーヤから水をとる際には、水をためておく入れ物が必要になってきます。手軽なものだとよく洗って乾かしたペットボトルなど、そうでなければ消毒された瓶など準備しておきましょう。口が狭いものの方が扱いやすいです。それ以外に用意するものは、ハサミやテープ・ビニール袋といったところです。ハサミはゴーヤの茎を切るのに使います。テープやビニールが何に必要なのかと疑問な方もいらっしゃるかもしれませんが、これは採取時に水の中にゴミや虫などが入らないようにするために、入れ物とゴーヤの茎の隙間をふさぐのに使います。
ゴーヤ水の手順・方法03
ゴーヤ水の採り方の手順です。ヘチマ水と同じ要領で採取しますが、ヘチマよりゴーヤの茎は細いため取れる量は少なくなるようです。まず最初にゴーヤの根元から50~60cmのところを切り、切った部分を洗います。この際に洗うのは、切った茎の根元の方(土に植えられ根がついている方)です。そしてペットボトルなど用意していた入れ物に、洗った先の茎を差し込みます。この状態でしばらくおくと水がたまってくるわけですが、このままだと土ぼこりなども入ってきてしまいますので、ビニール袋などを入れ物の口まわりに巻き付けテープで固定するなどします。この状態で一晩ほどおいておくと、水が採取できます。
ゴーヤ水の手順・方法04
採取されたゴーヤの水は、濾過をしてキレイにします。コーヒーフィルター等を使うのがオススメです。冷暗所で保存して一週間ほどで使い切るようにしましょう。使い方としては、いつも使っている化粧水のかわりとしてで問題ありません。お風呂上がりなどに肌に馴染ませていきます。防腐剤も一切入っていない自然のものなので安心です。しかし、天然の成分の中でも肌に合わないものもありますので、心配な方は少量から試してみる方が良いかもしれません。肌に合いそうであれば、コットンなどに含ませパックとして使うのもオススメです。夏の日焼け肌のケアにも使えます。
ゴーヤ水の手順・方法05
ゴーヤ水は低刺激で敏感肌の方でも使いやすいといわれており、またヘチマ水以上の保湿力もあります。ゴーヤは表面のイボに水をためる働きがあり、乾燥しているなど厳しい環境でも育つことが出来るそうです。そんな力強くたくましいゴーヤからとれた化粧水は、頼りになることでしょう。沖縄では、あせもやしっしんなどが出来た場合にもゴーヤを使って対応したり、日焼けした後の肌のケアにもゴーヤローションなどが使われていたそうです。ゴーヤからとれた化粧水は、強い日差しで敏感になった肌にも使いやすく、夏の終わりに重宝しそうです。
ゴーヤ水の考察
夏の暑さを少しでも和らげるため、屋内に日光が直接入り込まないようにする「緑のカーテン」。道を歩いていても、青々とした葉が茂って日陰を作っているのを見かけます。緑のカーテンに使われるのは、朝顔やへちまなどのつる性の植物です。室内の温度を下げ電気代の節約、実を食べることもできるゴーヤも緑のカーテンに使われることの多い植物です。涼しくなり、そろそろ片づけようという時に、ゴーヤに最後のひと仕事をしてもらいましょう。それが「ゴーヤ水」です。緑のカーテンに使われるへちまで「へちま水」を作ることができますが、ゴーヤでも同じようにゴーヤ水を作ることができるのです。
ゴーヤ水のまとめ01(使い方や注意点など)
ゴーヤ水の作り方は簡単。根本から50センチ程のところからゴーヤの茎を切りペットボトルや瓶に入れ、ゴミなどが入らないように密閉して2日ほど置くだけ。あとはたまった水分をコーヒーフィルターで濾せば出来上がりという簡単さですが、効果はすごい。水のようにさらさらで微かにゴーヤの香りがしますが、そのまま化粧水として使ってもしっとりとした使用感です。ゴーヤの茎から出た水分には、紫外線と戦い、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑制するビタミンCが、レモンの4倍も濃縮されています。肌が白くなった、という声があるのにも納得です。
ゴーヤ水のまとめ02(使い方や注意点など)
年々、夏の暑さは厳しくなっています。緑のカーテンとして使えるエコな植物として、夕食のおかずなどに使える食材として、マンションのベランダでプランターを利用して簡単に作ることができるゴーヤは日本の夏になくてはならない身近な植物になりました。長年沖縄で栽培されてきたゴーヤは、現地では日焼けやあせものケアなどにも使われてきました。紫外線が強い土地だからこその知恵でしょう。緑のカーテンによる節電効果でお財布にやさしく、食べておいしく、そして美しくなるために、身近になったゴーヤのパワーを最後までたくさん受け取って使い切りましょう。
ゴーヤ水のまとめ03(使い方や注意点など)
ゴーヤ水を作る方法は以下の通りです。 ゴーヤの茎を地上30から50cm位のところで切り、ゴーヤの茎が入るくらいの、熱湯消毒したペットボトルなどの容器に、茎の切り口を綿などでまいてから、差し込みます。 2から3日くらいで、液体の採取ができます。たまった液体をコーヒーフィルターなどで濾して不純物を取り除きます。 取水の際には、太陽の光があたらないようにし、雨水や虫、ゴミが入らないように容器の上からをビニール袋やラップをかぶせてひもでしばって固定しておきます。 採取した液体は、化粧水などに使います。 冷暗所におけば常温で保存できます。
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乾燥肌、敏感肌に適しているゴーヤ水は、へちま水より保湿力が高く刺激が少ないローションになります。ゴーヤの収穫が終わったら最後に蔓を切って水分を取り出します。
出てくる水分を受けるボトルは、アルコールで消毒したものを用意します。ゴーヤの地上部は、50センチから100センチの間でカットし、先端を綿などで巻いて、ボトルの口にぴったりにして挿しこみます。ボトル全体をプラスチックバッグなどで覆い、飛ばないように縛ります。地植えのゴーヤなら500ccのボトルなら2日程でいっぱいになります。取ったものはコーヒーフィルターでろ過して全体の10%のアルコールを加え、冷暗所か冷蔵庫に保管すれば2年間保存できます。