リカバリーの方法・やり方・手順や使い方

リカバリーの方法概要
PC再インストール作業を実施する前に、必ずリカバリメディアの有無と使い方を確認しておきます。機種によってはリカバリメディアが付属しておらず、自分で作成しておかなければならない機種もあります。また、これらはPCが問題なく動いている状態で作成しておかなければなりません。現在はHDDにリカバリー領域が含まれているPCがほとんどですが、万一HDDに障害があり、HDD交換が必要な場合この領域を使っての復旧はできず、リカバリーメディアからしか復旧できません。PCの状態によって復旧手順は違ってきますので注意してください。
リカバリーの手順・方法01
リカバリーメディアの準備ができましたら、次にデータのバックアップを行います。主にexcel、wordなどの文書、写真、ブラウザのお気に入りなどです。デスクトップ上、ユーザーのドキュメントフォルダにデータは主に入っています。外付けのUSBメモリやHDDに保存してください。注意するのはデータは移動ではなくコピーしておく事です。弥生や大臣など重要な業務ソフトを使われておられれば、これらはデータのバックアップにも手順がありますので、手順通りの作業を実施しなければなりません。よく確認して作業を行います。わからなければサポートセンターへの問い合わせを必ず行ってください。
リカバリーの手順・方法02
データのバックアップが終りましたら、次にメール関係のバックアップです。本文はコピーするのが簡単でしょう。重要なのはアカウント情報です。これにはアカウント名、パスワード、認証サーバー情報等含まれますので必ず全ての項目を控えておきましょう。パスワードは隠されていますので、契約書等にて確認します。セキュリティ上よくはありませんが、隠されたパスワードが見えるフリーソフトもあるようです。アドレス帳も忘れずに保存しますがメーラーにより認識できるアドレス形式が決まっており、移行の際は困難な作業となります。わからなければ、できるだけ多くの保存形式で保存しておくと良いでしょう。WAB形式やCSV形式などです。
リカバリーの手順・方法03
その他必要な項目としまして、ネットワークの設定確認が必要です。ほぼ自動設定と思われますが、手動設定の場合は内容を控えます。確認方法はネット検索すればでてきます。プリンタの設定内容の確認も必要です。使用ポートなども控えます。インストールCDの有無も確認し、無ければ各ベンダーのサイトよりダウンロードが必要です。次にインストールされたアプリの確認とインストールメディアの有無を確認しておきます。また、officeやウイルス対策ソフトなどはライセンス番号等を確認し、アンインストールしておきます。アンインストールする事で現在の使用ライセンスを解除し、新しくインストールできるようになります。
リカバリーの手順・方法04
インストールメディアを使う場合とHDDのリカバリー領域からの復旧では手順が異なります。HDDに障害がない場合はリカバリー領域からの復旧、HDD交換済みならインストールメディアからの復旧となります。ご使用の機種の説明書を確認し作業しましょう。OSインストールは比較的簡単に進みます。そう迷う事はないでしょう。OSインストールが終れば、最初にネットワーク設定です。元が自動設定なら何もせずインターネットが閲覧できます。手動設定でしたら元と同じ設定に変更します。次に各アプリのインストールです。必要なアプリケーションをインストールします。windowsLIVEメールをお使いならダウンロードが必要です。
リカバリーの手順・方法05
次はメールの復旧です。アカウント情報を確実に入力し送受信テストを実施します。自分宛に送って戻ってくればOKです。NGな場合は入力ミスです。エラー内容をよく確認してみましょう。必要に応じメール本文、アドレス帳をコピーします。アドレス帳移行は慣れてなければ非常に困難です。google等で検索して手順を確認するのが良いでしょう。最後に必要なデータを戻し、プリンタインストールを行い、windowsアップデート、総合的な動作確認です。再インストールは非常に手間がかかります。壊れて後悔する前に必ず正常な状態のイメージバックアップを取っておきましょう。これは必ずやっていただきたい最終作業です。
リカバリーの考察
昨今、パソコンの中には様々なデータが保存されています。自分のパソコンであれば、家族や旅行の写真や、メールなどのデータが入っていますし、会社のパソコンであれば、取引先のデータ、作成した資料など多岐に渡るデータが保存されています。もし、それらのデータが保存されているパソコンにウィルスが入り、データが取り出せなくなった場合、パソコンのプロであれば完全にウィルスを削除することもできますが、我々素人には難しいものがあります。自分のパソコンであれば、データが消えても自業自得で済むかもしれませんが、会社のパソコンは周りに多大な迷惑をかけてしまいます。
リカバリーのまとめ01(使い方や注意点など)
完全にウィルスを削除する方法としてPC再インストールがありますが、出荷状態まで戻ってしまうので、保存していたデータも消えてしまいます。そこで、復元ポイントを設定し、リカバリーをおこないます。復元ポイントとは、パソコンが正常に動作していた時期に、自分で任意のポイントをパソコンに設定しておくことです。ウィルスなどで動作がおかしくなったパソコンを、正常に動作していた時期のパソコンの設定・状態にリカバリーすることができるようになるので、復元ポイントを設定するよりも前に保存したデータが消えることなく、パソコンを復元することができます。
リカバリーのまとめ02(使い方や注意点など)
復元ポイントの重要性を述べましたが、毎回復元ポイントを設定するのも大変なことですし、最近では、自然災害などで被害を受けたデータを復旧・修復するために定期的に外部にデータを保存したり、複数のサーバーにデータを保存することで対応するディザスターリカバリーも求められています。しかし、人間忘れやすいものですので、バックアップの自動化ツールなどを利用するのもいいと思います。皆さんの大切なデータは作成するのはとても大変で時間がかかるものですが、消えるのは一瞬です。大切な思い出や、周りに迷惑をかけないためにも、日頃からデータのバックアップをとることはとても大切なことです。
リカバリーのまとめ03(使い方や注意点など)
PCを買った時と同じ状態にする事を、PC再インストールやリカバリーといいます。PCの状態が悪かったり、ウィルスに感染したときなどに行うことが多い方法です。何の下準備もなくこれを行うとそ、れまでにインストールされていたソフトや作成したデータはもちろんの事、各種設定も消えてしまいますので、必ずバックアップを取る事が大切です。バックアップ後は、メーカー製のPCであれば専用のCDが添付されているか、無い場合はHDDに内蔵された専用領域から行う事が出来ます。操作手順は説明書に必ず明記されていますから、説明どおりに進めていけば問題なく終了します。
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