ズボン裾上げの方法・やり方・手順や使い方

ズボン裾上げの方法概要
ズボンの裾上げを行う際にミシンを使用せず、手縫いで仕上げる場合に必要な道具は裾上げを行うズボン、裁縫セット、アイロン、裁縫用のペンです。裁縫セットにはマチ針と裁縫用のハサミが含まれているものを用意しましょう。ズボンは作業を行う前にちじみ防止のために一度、洗濯しておきましょう。ハサミは通常のものでも代用できますが、作業性を考えると裁縫用のハサミを用意したほうが効率的に作業を行えます。裁縫用のペンの使い方は作業を行う際の目印として使います。こちらもマチ針で代用できますが用意しておいた方が作業がしやすくなります。
ズボン裾上げの手順・方法01
必要な道具を用意したら作業を始めましょう。始めに行う作業は位置の決定です。どの程度まで短くするのかを試着して確認しましょう。確認する際にはベルトを着用し、できれば靴を履いて全体のシルエットを確認しておきます。裾の長さを決定したら、その場所から3cmから4cm程度の縫い代を残します。縫い代の場所は裁縫用のペンで目印を付けておきましょう。次は裁縫用のハサミを用意して、目印の部分を切り取ります。切り取りを行う際は仕上がりの位置が分かるように2ヶ所程度、マチ針で目印を付けておきましょう。片方の切り取りが終わったら、もう一方の作業も行っておきます。
ズボン裾上げの手順・方法02
縫い代部分の切り取り作業が終わったら、最終的な仕上がりの位置まで裾を三つ折りにします。三つ折りの手順は、余った縫い代部分を半分に折りしっかりと内側に折り目を付けておきます。ここで用意したアイロンを使って折り目がしっかりと付くように押さえます。折り目が付いたら仕上がり位置まで残った縫い代を折りましょう。仕上がり位置に布を折ったら、もう一度アイロンでしっかりと押さえます。アイロンで折り目をしっかりと付けることができたら、布がずれないように注意しながら、マチ針で三つ折り部分を固定しておきましょう。片方の作業が済んだらもう一方の作業も行っておきます。
ズボン裾上げの手順・方法03
マチ針で裾を固定したら、裾が動かないようにしつけ縫いを行います。しつけ縫いをした糸は後で抜いてしまうので、あまりしっかりと縫い付ける必要はありません。裾が動かないように固定することをイメージして作業を行います。しつけ縫いが終わったら、裾を固定していたマチ針を抜いておきましょう。一方の作業が終了したらもう一方も同じように作業を行います。両方の作業が終了したら一度試着をしてみましょう。試着を行ってみて、イメージ通りの長さになっていたら裾の長さを決定する作業は終了です。仕上げをミシンで行う場合はミシンを用意し、手縫いで作業を行う際は作業が行いやすいように一度、用意した道具を整理しましょう。
ズボン裾上げの手順・方法04
手縫いで裾を塗っていく場合は流しまつり縫いで作業を行います。流しまつり縫いはズボンの裏側から針を通します。裏側から表に針を通したら、布の表の織糸を1本から2本程度すくうようにして糸を縫っていきます。流しまつり縫いを行う際は表の織糸はあまり多くすくわないようにしましょう。あまり織り糸を多くすくってしまうと、仕上がった時にどうしても糸が目立つようになってしまいます。裾の内側など記事が重なり厚くなっている部分ではどうしても糸が目立ちますが、気になる場合は布が重なっているステッチの部分を、裏側からハサミで取り除いておきましょう。
ズボン裾上げの手順・方法05
両方の裾を流しまつり縫いで縫い上げたら、しつけ糸を抜きましょう。しつけ糸を抜いたら試着を行います。試着を行って違和感がなければ作業は終了となります。裾上げ作業は何度か行えばそれほど難しくはないので、裾上げをしたい場合は以上の方法を参考にして行ってみてください。仕上げの作業はミシンがある場合はミシンを使っても行うことができます。ただミシンで作業を行うと、流しまつり縫いで仕上げた場合とは仕上がり具合に違いがあるので、どちらで作業を行うかは好みに応じて決めるようにしましょう。以上がズボンの裾上げの手順と道具の使い方の説明となります。
ズボン裾上げの考察
ズボンを購入した際は裾上げをしっかりと行っておいた方が良いです。理由は自分の丈に合っていない物を着ていると思われてしまいかっこ悪く見られてしまうからです。スーツなどの場合は良く行う方がいますが、私服の場合は行わない方が多いです。私服だから問題ない、丈の合っている物を最初から購入すれば良いと考えているとこのような考えになってしまいます。私服でもかっこ良く見られたいと考える方も多いでしょうし、女性の方の場合はお洒落に見られたいと考えている方も多いです。自分が思っているように見られたい場合にはしっかりと行いましょう。
ズボン裾上げのまとめ01(使い方や注意点など)
私服の場合はそのような着こなし方もあるので問題が少ない場合もありますがスーツなどの場合はしっかりと行うようにしましょう。身だしなみは社会人の基本です。裾上げをしっかりとおこなっていないとだらしなく見えてしまい、仕事を任せても最後まで行ってくれないのではないかと考えられてしまう事もあります。このような印象を持たれてしまっては自分の評価にも大きく影響をしてきてしまうので自分の印象を良くするためにもしっかりと行いましょう。またスーツのズボンと聞くと男性のイメージが強くなってしまいますが、パンツスタイルとスーツを着ている女性も気を付けなくてはなりません。
ズボン裾上げのまとめ02(使い方や注意点など)
ズボンを裾上げしない状態で着ていると裾の部分が擦れてしまいすぐに服が傷んでしまう原因を作ってしまいます。買った服を少しでも長く着用したいと言う方の場合は確実に行っておくようにしましょう。多少費用がかかってしまう事にもなりますし、作業が終わるまで着る事が出来ないと言う事もあるので、依頼をする場合は余裕を持った依頼をしましょう。自分の気に入っている服をいつまでも綺麗しておく事ができる特メリットもあるので、そのような部分も考えて行うのか行わないのかを判断するようにしましょう。慣れれば自分で行う事も出来ます。
ズボン裾上げのまとめ03(使い方や注意点など)
まつり縫いで基本的なズボンのすそ上げの方法です。 まず裾上げの長さを決め、裏返してまちばりで留めていきます。 生地が厚手の場合はアイロンをかけた方がやりやすくなります。 縫いはじめは表側の布を少しすくいますが、あまりすくいすぎると表に出てしまうので注意が必要です。 そのまま裏側も一緒にすくいます。 表側と裏側の布をすくいあげたら、引っ張って糸を通します。 等間隔でこの作業を繰り返していきます。 途中で表側の糸の出方を確認しながら作業をすすめていくのがきれいに仕上げるコツです。 同系色の糸を使えば、表側から見てもほとんど目立ちません。
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通販で洋服が買えるようになったこともあり、ズボンなどはそのままの裾で送られてくることがよくあります。そんな時には、裾上げの必要があるでしょう。依頼するにしても、自分で直すにしても適正なサイズを決めることは重要です。どういったときに履くのか、どんなものと合わせるのかを決めておくことも必要でしょう。その場合には、靴を履いた状態での計測がおすすめです。そこで、どういったスタイル(ピッタリ、ワンクッション、だぶつかせるなど)にするのか決めることになるでしょう。また、靴を履いてない場合にはくるぶしあたりを目安にすれば無難だと言えます。