ブランケットステッチの方法・やり方・手順や使い方
ブランケットステッチの方法概要
ブランケットステッチはその名の通り、毛布(ブランケット)の端をかがるのによく使われている縫い方です。使い方としては、布のふち飾りにあしらえば見栄えもよくなりますし、小物に応用するのもいいでしょう。ここでは、初心者にもおススメの基本的なステッチの手順をご紹介します。準備するものは、フェルトもしくはフリース、そして刺繍針と糸。なぜフェルトやフリースを使うかというと、切った後の布端の始末がいらないから、とても楽に扱え簡単に作ることができるからです。刺繍糸は25番くらいがいいでしょう。ベースの布と糸の色はお好みでご用意ください。
ブランケットステッチの手順・方法01
ステッチは針を刺す間隔がそろうように縫っていくことできれいに仕上がります。間隔はお好みですが、今回は5ミリ間隔に設定して話を進めていきます。【1】まずは布の上に向かって針を出します。【2】針を出した場所から5ミリほどのところに、手前から左下に針を刺し、再び下から上へ向かって針先を出します。【3】出した針先の後ろに糸をかけて、針を引くようにします。この3つの作業を間隔がそろうように気を付けながら繰り返していきます。布の縁をかがる際は、【2】で針を半分ほど出し、その針を全部抜く前に針先の後ろに糸をかけてから針を抜きます。この作業を間隔を保ちながら続けていくときれいなステッチが完成します。
ブランケットステッチの手順・方法02
2枚の布を合せてかがる方法はいくつかありますが、その1つにブランケットステッチがあります。その名の通り、ブランケット、毛布の縁をかがる場合などに使われますが、アップリケなどにも利用できます。縫い方はまず、刺繍針に刺繍糸を通して玉結びを作り、針を2枚の布の間から入れて、縁をかがって行きます。糸は6本にすると、アクセントになるうえに補強効果もあります。縁のかがり方ですが、布の間に入れた針を、布のへりから5ミリ程度の所に出して糸を抜きます。その後は今度は針を布の外に出し、同じ手順で次々で針を動かして行きます。
ブランケットステッチの手順・方法03
間隔は大体4ミリから5ミリ程度がいいでしょう。何度か繰り返しているうちに、ステッチが連なって行きます。そして針の使い方ですが、布に対して垂直に刺すようにすると、裏面の針足が揃うようになります。それから角の部分をかがる場合は、斜め下方向で、同じ位置に3回ステッチを刺すようにしてください。場合によっては2枚の布を縫い合わせるのではなく、1枚の布のへりを補強のためにかがりたい時もあります。そのような場合は、布の間から針を入れることができませんので、目立たない部分から針を入れるようにしましょう。最後は、目立たない様に玉止めをして完成です。
ブランケットステッチの手順・方法04
フェルトや端の始末のいらない布の縁かがりの縫い方としてブランケットステッチがあります。用意するものは、ステッチしたい布と刺繍糸、刺繍針で、毛布のような厚手のものであれば、毛糸と毛糸とじ針がよいでしょう。刺繍糸の使い方は、細い糸6本が合わさって1本になっていますが、布の厚さによって本数を決め、厚い布ならそのまま6本どりで使います。手順は、針に通した刺繍糸に玉結びを作り、1枚の布の場合は裏から、2枚の布を合わせる場合はその間から針を入れ表に出します。針の間隔は2~5ミリ程度で間隔を揃えるときれいに仕上がります。縫い始めからの好みの間隔の所に針を垂直に出し、針先に糸をくるりとかけて針を引き抜きます。
ブランケットステッチの手順・方法05
横に同じ間隔で針を入れて糸をかけて抜く、この作業を繰り返して進んでいきます。角の所も同様ですが、角の内側にくる針目から3本の糸が出るように、角の先端にもステッチ糸がかかるようにします。最後まできたら縫い始めの一針目の糸をすくい、針を抜きます。最後に縫い始めの1目と2目の間に針を刺して抜きます。玉止めを作って、玉止めを2枚なら布の間になるように隠し、玉止めの所から針を入れて少し離れたところから針を出し、糸を引っ張った状態で糸の余分な部分を切り取り完成です。このステッチはフェルト小物を作る時に重宝します。2枚の布を途中まで縫っておいて中に綿を入れて仕上げることもできます。
ブランケットステッチの考察
ブランケットステッチの縫い方の基本は、まず、縫い合わせる2枚の布をしっかりと合わせることから始めます。縫い糸に結び玉を作った後、2枚の布の間から針先を入れて玉結びを隠すようにします。これが縫い始めです。次に縫い始めの位置から約3、4mm位ずらした部分に垂直に針を差し、出した針先の後ろに糸をひっかけるようにしてから、そのまま針を抜いて縫っていきます。この手順を繰り返していきます。この際、合わせた2枚の布に均等に糸がのるように確認しながら縫っていくとキレイに仕上げることができます。また、糸を抜く時にあまり強く糸を引きすぎてしまうと、布がひきつってしまうこともあるので注意しましょう。
ブランケットステッチのまとめ01(使い方や注意点など)
ブランケットステッチは、毛布(ブランケット)の端かがりをするときの刺繍方法で、布の端を直角にすくっていく簡単な技法です。手芸では、フェルトの作品を作るときにあえて目立った色の糸を使うことで個性を出したりしますが、不思議なことにテキストの多くは、右から左へ縫い進めるように書かれています。縫ってみるとわかりますが、左へ針を出した後、手で糸を引っかける作業が加わるので、右ききの人には面倒です。無駄な動きをせず縫い進めるには、左から右の方が糸が自然と針に掛かって楽なのです。実際、こだわらず左から右に縫っている人たちもいます。この縫い方はもともと端かがりなので、自分のやりやすい向きで縫ってよいようです。
ブランケットステッチのまとめ02(使い方や注意点など)
ブランケットステッチを使って2枚の布をはぎ合わせる方法を説明します。まず、同じ大きさの布を2枚重ね合わせます。この布の端をぐるりと縫い合わせてゆきます。まず、針を下の布から上の布へと刺し、半分ほど針を出したところでいったん止めます。次に、針に糸を時計回りの方向で引っかけ、その状態で針を布から完全に出します。最後に糸を軽く引き締めます。再び、少し離れた個所に針を刺します。(一定間隔で指すと美しく仕上がります。)この縫い方を繰り返すことにより、L字が連続した縫い目ができあがります。ポイントとして、縫い始めは上の布だけを刺し、縫い終わりは縫い始めの糸をすくってから糸端を目立たないように処理します。
ブランケットステッチのまとめ03(使い方や注意点など)
複数の布を、ふちかがりによって縫い合わせる際には、ブランケットステッチという縫い方が良いです。まずはそれぞれの布の端を合わせた状態で、布の表側から裏側へと向かって、貫通させるように針と糸とを通します。次に、糸を通した部分から5ミリほど離れた場所に、やはり表側から裏側へと針を通します。するとこの2箇所を繋ぐ糸が輪のようになるので、その輪の中に針を下から入れて、引っ張ります。この方法を繰り返していくことで、それぞれの布のほつれを防止しながら、縫い合わせていくことができます。また、右手に針を持つ人の場合、左から右へと縫い進めていくと、スムーズに縫いやすいです。
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ブランケットステッチの縫い方を説明します。糸は縫い目を目立たせたければ布地とあまり似ていない色、目立たせたくなければ布地と同じような色を選びます。裁縫に慣れていない初心者は布地と同じ色を選ぶことをすすめます。重ね合わせたフェルトや毛布の間に玉結びを通し、表からも裏からも玉結びが目立たないようにします。縫い始めからお好みの縫い幅になるよう数ミリ縫いたい方向へ針をさします。針を刺したまま糸を針の裏側にかけてそのまま引き抜きます。これを縫い終わりまで繰り返します。最後は縫い始めの糸をすくいます。最後の玉結びは表布と裏布の間に入れます。