ナメクジ退治の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
ナメクジ退治の方法概要
よく知られているのは塩や砂糖をかける方法です。 塩や砂糖をがナメクジの体の水分を奪い、縮んで死んでしまいます。 ただこの方法は手軽でいいのですが、畑や庭の土壌に影響が出るので、水場ならともかく戸外ではあまりお勧めできません。 同じような効果のある方法に熱湯をかけるやり方があります。 個人的にはこちらの方が効果があるように感じますが、いちいち戸外に熱湯を持っていくのも面倒だし、その間に逃げられてしまうこともあります。 プランターや植木鉢で植物を育てているなら、100円ショップで売っている銅製のプレートを使うのもいいでしょう。使い方場所に植木鉢やプランターの縁に貼るだけ。 これで進入を防ぐ効果が期待できます。
ナメクジ退治の手順・方法01
進入予防をしてもそれでも見つけてしまった時には、すぐに駆除が大切です。 出来れば家庭菜園では薬はあまり使いたくない、という方も多いでしょう。その気持ちはわかりますが、駆除剤の使用をためらっているうちに、どんどん被害が大きくなって、最終的にさらに強い薬を使うことになっては元も子もありません。 最近発売されている駆除剤は天然由来の成分の物も多く、植物や土壌に与える影響もそれほど大きくないでしょう。 使用説明書に書いてある通りの手順とやり方で使用すれば、土壌に大きなダメージを与えることなく、効果的に駆除が出来るので、最終手段として選択肢に入れてもいいのではないでしょうか。
ナメクジ退治の手順・方法02
それでもオーガニックにこだわりたいなら、日頃よく飲むコーヒーやお茶のだしがらを蒔くというやり方があります。 コーヒーやお茶に含まれるカフェイン成分をナメクジやカタツムリなどは嫌うそうです。 これなら面倒な手順はいらないので、手軽にできる方法としてはお勧めです。 とはいえ、どんな方法にも一長一短があり、このやり方は手軽でいいのですが、敵が大量発生してしまった、またはだいぶ大きく成長してしまったという場合にはあまり効果が期待できそうにありません。成体になりきらない初期のうちに発見したら、銅製プレートと併用して使うという手順が良さそうです。
ナメクジ退治の手順・方法03
それ以外で効果があると言われているのは、今の時期に美味しいあの飲み物。そう、ビールです。飲み残しのビールを小さくて深さのある入れ物(プリンやゼリーの容器など)に入れて、植物の根元に一晩置いておくだけ。 ビール酵母や麦芽の匂いにつられてビールの入った容器にダイブして、溺れて死ぬ、というのがビールで退治の流れのようです。 人間様ですら滅多に飲めないのに害虫退治にビールを使うなんてもったいないとお考えならば発泡酒でも良いそうです。ただビールよりは効果は薄くなるようですが。 この方法で一番注意して欲しいのは、朝になったらすぐにビールの入った容器を撤去すること。発酵するとすごい悪臭を発します。
ナメクジ退治の手順・方法04
コーヒーやお茶のだしがらも試した、ビールも試した。でもやっぱり発生してしまったけれど薬を使うのは最後の最後にしたいという方、手間はかかるけれども手はあります。 木酢液または食用酢を使うやり方です。手軽な使い方は根元に木酢液をスプレーする方法ですが、より確実なのは木酢液を入れた容器にナメクジを一匹ずつ割り箸かピンセットでつまんで沈めるというやり方です。 特に活発に行動するのは夜なので、懐中電灯片手に一匹ずつ駆除すると、さらに効果ありです。とはいえ、このやり方はナメクジのあのビジュアルに耐えられる方でないと難しいですね。アレを見るのも嫌という方にはかなり無理がありますね。
ナメクジ退治の手順・方法05
よく害虫駆除に効くハーブが話題にのぼりますが、ナメクジにも効果があるのでしょうか。 これはハーブそのものが奴らの大好物なので、なかなか難しいところですが、ニームやラベンダーなどには一定の効果が見られるようです。ただニームは独特の香りがあるので、ハーブそのものよりも抽出液を園芸店やホームセンターで購入する方が間違いはないかもしれません。 ハーブそのものを植えて寄せ付けないという効果を狙うなら、香りにクセのないラベンダーの方がいいかもしれません。ローズマリーと寄植えするとさらに効果的ですが、植物の相性があるので、寄植えする際には十分注意して、園芸店などに手順や植え方の流れを相談してみましょう。
ナメクジ退治の考察
これまでに塩やお湯といったオーソドックスな物からビールや食用酢などのら変わり種、木酢液やハーブといった園芸の王道といったものまで、いろいろな退治の方法や手順をあげてみました。どれも一長一短があり、一つの方法だけで退治するよりも進入予防から初始めて、複数のやり方を組み合わせていく方が効果はあるようです。逆に考えれば一発で退治できるような物は人体への影響も心配という気もします。 何事もある程度の手間は必要ということですね。 まずちょっと面倒ですが、これをやっておけばかなり奴らの姿を見る可能性が減るのが進入予防の第一歩、整理整頓です。
ナメクジ退治のまとめ01(使い方や注意点など)
整理整頓が大事とはどういうことかというと、使わないプランターや植木鉢、園芸道具を庭や畑に出しっ放しにしないということです。ナメクジは暗くてジメジメしたところが大好きです。どんなに効果のある駆除法を施したところで、彼らの隠れ家をそのままにしておいては意味がありません。今年は駆除出来てもまた翌年に同じ場所で産卵して、悩まされることになり兼ねません。 また雑草の陰にも隠れていることが多いので、落ち葉を捨てる際に雑草も一緒に抜いて捨ててしまいましょう。とにかく奴らの隠れ場所を作らない、出来てしまったら徹底的に撤去するというのがポイントです。
ナメクジ退治のまとめ02(使い方や注意点など)
ナメクジの隠れ場所を撤去したら、次は進入防止です。ここまでが予防となります。 進入防止には銅製プレートを使います。またハーブは進入防止と駆除を兼ねているので、ここで使用するのが効果的です。 それでも出てきてしまった時は幼体のうちならばコーヒーやお茶のだしがら、成体になりかけたらビールや木酢液など、いよいよとなったら駆除剤を使うというのが完全退治のやり方の流れでしょう。 どんな方法でも使い方や手順を守ることが大切です。大事な草花や野菜を奴らからしっかりと守って、ガーデニングや家庭菜園存分にを楽しみましょう。
ナメクジ退治のまとめ03(使い方や注意点など)
最後になりますが、どの退治法の長所短所を書いてきましたが、書き忘れたことがひとつだけあります。ビールを使ったナメクジ退治についてです。私は体験した訳ではありませんが、ビールで駆除をやってみた人の中には「奴らがビールを飲み逃げする」という体験をした人がかなりの数でいるようです。しかも飲み逃げする図々しい奴らは、発泡酒には見向きもしないとか。嘘か本当かは個体にもよるのでしょうが、考えただけで腹立たしい話ですね。 人間様ですらたまにしか飲まないビールを飲み逃げする奴らはやはりしっかりと確実なやり方と手順で退治しておきましょう。
-
-
チェスの方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
チェスは世界で愛されているゲームです。2人で行うボードゲームで簡単に言えば相手のキングを追い詰めるゲームです。でも意外と...
-
-
配偶者控除計算の方法・やり方・手順や使い方
配偶者控除の計算は、配偶者が所得税の扶養になっている事で103万円の年間の所得を超えた労働を行う際に配偶者特別控除を受け...
-
-
BS接続の方法・やり方・手順や使い方・流れ
BSの視聴を検討している場合、まずは自分の住んでいるマンションやアパートの状況を確認してみてください。BSはアンテナをベ...
-
-
発電種類の方法・やり方・手順や使い方
現在火力・水力・原子力のほかに、太陽光や風力、潮力、地熱、メタンガスなどの発電種類があります。市民レベルであれば太陽光パ...
-
-
厚生年金保険料の計算方法・手順・使い方、メリットデメリットな...
一般企業に勤めるサラリーマンの方等の給与明細における諸控除を見てみると、税金の額は月々の総支給額に応じて変動しているにも...
-
-
足場組立の方法・やり方・手順や使い方
"足場組立てには、ブラッケット、ジョイント、クランプ、ベース、敷板などの材料を用います。 最近主流の「フックジョイント...
-
-
外形標準課税計算の方法・やり方・手順や使い方・流れ
外形標準課税計算方法についてです。税額の計算方法は、1億円を超える対象法人に対して、所得割、付加価値割、資本割の合算によ...
-
-
インターネットの方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
現在ではスマートフォンを使用している方が増えてきていて、スマートフォンからネットの世界に繋いでいるという方も多いことでし...
-
-
ドルフィンキックの方法・やり方・手順や使い方
ドルフィンキックとはバタフライのやり方で使うもので、これが上手くできればバタフライを上達する方法の一つなので上手くやるこ...
-
-
ハンドフルートの方法・やり方・手順や使い方
ハンドフルートの基本的な音の出し方は以下のようになります。まず、両手を組んで手のひらの付け根をしっかりと付けます。次に、...

ガーデニングや家庭菜園の大敵のナメクジ。主に発生するのは春頃(5月頃)ですが、真夏の今も油断はできません。活発に活動するのは梅雨のジメジメした時期で、猛暑厳しいの今頃ならもう大丈夫と思っている方、ちょっと認識が甘いかも。何故なら敵はこれから秋にかけて大きく成長するからです。まずはにっくきナメクジを退治するために彼らの習性を知りましょう。彼らが発生してよく見かけるのは5月から6月頃ですが、その後はプランターや植木鉢の陰、落ち葉の下など涼しくてジメジメした暗い場所に日中は隠れていて、夜行性のため夜に行動します。そして今度は秋の長雨に再び活発に動き出し、植物を食い荒らすのです。