小切手換金の方法・やり方・手順や使い方

小切手換金の方法概要
小切手とは、現金の代わりに使用されるものです。多額の支払いをするのに現金を持ち歩くのは、不安が伴いますよね。そんなときに小切手があると大変便利なのです。小切手換金は、金融機関で行うことができます。特別に難しい手順を踏むわけではありません。自分が小切手を受け取った側であるなら、それを金融機関に持っていくことで、自分の預金口座に入金してもらえることでしょう。一見すると小切手は手形に似ているので、間違いやすいかもしれません。しかし、手形の方が二回りほど大きいです。また手形は10万円以上だと印紙が必要なのに対して、小切手の場合は不要です。
小切手換金の手順・方法01
自分が小切手を発行するなら、取引先の金融機関の口座を持っている必要があります。そして、小切手に印字されている金額分の預金が、口座にないといけません。小切手を受け取った相手が小切手換金を行ったとき、口座にお金がなければ支払いができないからです。ただ、事前に口座に預金がなくても、小切手換金がされる時にきちんと預金があれば問題ありません。ちなみに小切手の発行方法ですが、取引先の金融機関で小切手帳を交付してもらい、金額、振出日、振出人を記入して捺印をします。必要事項の記入には、間違いがないように十分に気を付けてください。
小切手換金の手順・方法02
自分が小切手を受け取り、小切手換金を行いたいと思った場合は、どうしたらいいでしょうか。小切手を支払い銀行に提示するか、自分が普段取引を行っている金融機関に取立て委任をすることで、換金が可能です。普段取引をしている金融機関で換金をする場合は、備え付けの入金票という紙に記入をする必要があります。入金票の使い方は、必要事項を記入した後に、小切手と共に提出するのです。またこのとき、小切手の裏面に依頼人の住所と氏名を記入する必要があります。支払い銀行で換金を行う場合は、すぐに換金が行えます。しかし、取立て委任の場合は入金に2~3日かかります。
小切手換金の手順・方法03
実は、小切手には種類があります。まず、左上の隅に何も記載されていない物は「持参人支払小切手」と言います。次に、斜めの2本線が入っているか、2本線の間に「銀行渡り」と書いてる物は「線引小切手」と言います。「持参人支払小切手」の場合は、個人間のやり取りであっても使用することが可能です。しかし、「線引小切手」の場合、支払い金融機関と取り引きがある会社か個人、あるいはほかの金融機関に対してでないと支払いができないようになっているのです。また、「線引小切手」の裏面に記名、捺印をすると、線引の効果はなくなってしまいます。
小切手換金の手順・方法04
小切手というのは、いつ受取人が銀行に提示するかわかりません。もし、小切手を提示した時点で預金残高が不足していれば、その小切手は不渡りになってしまいます。事前に提示日を聞いていればなんの問題もないかもしれませんが、しっかりと口座の預金を確認しておく必要があるでしょう。また、小切手というのは他人に譲渡することが可能です。裏書をしてから譲渡するか、しないで譲渡するかは任意となるので、どちらでも問題はありません。ただし、裏書をした小切手が不渡りになってしまった場合、裏書人に対して遡及義務が生じるので注意してください。
小切手換金の手順・方法05
もし当座取引のない会社や個人が、小切手による支払いを相手から求められた場合、金融機関に預金小切手を振り出してもらうことができます。この預金小切手は、自己宛小切手とも言います。あるいは、保証小切手とも言います。自己宛小切手は、振出人と支払人の両方が金融機関ですので、金融機関から見た自己宛ということになるのです。自己宛小切手の使い方は、まず金融機関に支払いのための資金を預け、自己宛小切手の振出を依頼します。現金を引き出す代わりに同額を預金することになるので、振出依頼者にとっていわば預金小切手になります。そして金融機関は小切手で支払いを済ませ、受取人は自分の金融機関で換金を済ませるのです。
小切手換金の考察
小切手換金には、決済手続きに一定のルールがあり受け取った小切手をただ金融機関に持っていけば、即座に現金を受け取る事が出来ると言うものではありません。一般的に使用される小切手は線引小切手と言うもので、表面側に二本の平行線を引いた小切手の事です。取引のある金融機関で受取人の口座へのみ入金する方法になりますので受取人が特定出来て、不正使用を防止するメリットがあります。この場合、取引のある金融機関へ持ち込んだ小切手が手形交換所へまわされ、更にそこから振り出した金融機関へまわされてからの決済になります。実際に現金が使用出来る様になるには、3営業日程かかるので気を付けましょう。
小切手換金のまとめ01(使い方や注意点など)
仕事上の取引で受け取る小切手はほとんどの場合線引小切手といわれるものです。これは、小切手の表面に2本の平行線が引かれているもので、そのなかに銀行払いとかBANKなどの文字が入っている小切手のことです。普通の小切手は、持参人が銀行に提示するとすぐに現金でも支払ってもらえる証券ですが、この平行線が入っている線引小切手は銀行口座に振り込んで支払うことに限定するものです。小切手の不正な所持を防ぐために素性の明らかな者にのみお金を支払う効果があります。ただし、必ず銀行口座に振込の支払になるため、現金化するにはその口座から引き出しをする必要があるので小切手換金時には注意が必要です。
小切手換金のまとめ02(使い方や注意点など)
小切手を現金化にするには一連の流れがあります。 まず行うことは、取引銀行に持って行きまして、その小切手が手形交換所に 持ち出され、そこからさらに小切手の振り出した銀行へ持ち出されてから決済と なります。 このような手順をふんで行いますので、小切手の現金化には数日かかります。 小切手換金に関して、チェックする項目は、小切手金額、振出日、振出人の署名捺印 支払地と振出地、支払いを委託する旨の文言、小切手である事を示す文言など、 これらの項目をチェックする必要があります。 期限は、原則として小切手に記載されている振出日から10日以内に行うことになります。
小切手換金のまとめ03(使い方や注意点など)
高額の現金を遠方の人などに渡さなければいけない場合には、小切手を利用することが便利だとされています。その小切手換金の方法についてみてみることにしましょう。小切手には、受渡の金額、受取場所の銀行名や支店名、発行元の振出人の名前・名称などが記載されています。そこに書いている、受取銀行へ持っていけば換金してくれるでしょう。気を付けなければいけないのは、通帳を持参しそこの口座へ振り込みという形になるようなので、通帳を忘れないことが大切です。また、印鑑や本人確認証(免許証、保険証など)をもっておくこともいいかもしれません。
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小切手換金の方法は、とても簡単です。自分の銀行口座をもつ銀行に小切手と自身の銀行取引印鑑を持参するだけで手続きができます。小切手も現金と同様なので入金表に自身の名前と小切手に刻まれた金額を記載することになります。小切手の裏側には署名と押印を行います。場合によっては住所等を記載する必要がありますので、行員の指示に従いましょう。ただし、小切手を銀行に持ち込んだら即現金化できるものではありません。一時通帳には記載され額面も小切手の金額分加算されますが、口座から自由に使えるようになるまでには数日間かかることを覚えておくとよいでしょう。