【町内会役員選出】方法・手順・使い方、メリットデメリットなどについて
町内会役員選出の方法概要
まず、規約については、町内会活動の活動目的や活動内容、予算の使い方など活動全般に対する約束事のことです。役員とは、活動を円滑に行っていくためにお手伝いをし、ときには引っ張っていく人のことです。 町内活動は町内会費として会員からあつめたお金のなかで行うものでありますから、予算を決め、予算の枠のなかで活動していく必要があります。また、活動後には収支を会員に報告する必要があります。 活動や予算を町内会のなかで報告するために広報があり、活動をすすめていくために会議を行います。 会議は、町内会のみの会議だけではなく、子供会や老人会など、他の組織との連携のための会議もあります。
町内会役員選出の方法その1
町内会の活動の始まりは、新年度である4月です。4月から翌年3月までが一年間として考えられます。 春には新役員が決まり、新年度の町内会活動の流れを確認し、方向性が決められていきます。ですから、一年間の流れや手順を確認する時期でもありますから、会合が多い時期です。 夏になると地蔵盆や夏祭り、秋には運動会や敬老会、町内会の旅行なども行われます。冬になると新年会が行われたり、次年度に向けての準備がされていきます。 一年を通じては資源回収や町内の清掃、福祉活動や防犯活動などが行われ、それぞれのやり方は前年度を参考にしながら活動されていきます。
町内会役員選出の方法その2
町内会活動を支え、引っ張っていく役員はとても大切です。 大小に関係なく、町内には小さい子供からお年寄り、外国人や障害を持つひと、父子家庭母子家庭などさまざまなひとたちが住んでいます。 それらのひとたちの住む町をよりよく、住みやすくするために存在する町内会の役員は、やるからには前向きな気持ちで活動に取り組んでもらわねばなりません。ですから、どうしようもなく最初は引き受けたとしても、何事も明るくとらえ、責任をもって取り組んでもらえるかどうかによって、町内会活動が大きく変化します。方法ややり方、手順は前年度を参考にできたとしても、役員それぞれのムード次第で流れが変わります。
町内会役員選出の方法その3
役員の仕事に対する前向きな気持ちだけでは、町内会役員の仕事は当然つとめることはできません。 最低限守るべきこと、心にとめて取り組むべきことがあります。 まずは、自分の行動や言動には責任を持つことが大切です。そして、さまざまな機会に知ることになった町内の人たちのプライバシーは必ず守ることです。 また、何でも自分ひとり、もしくは自分たち役員会のみでやろうとせずに、できるだけ皆が参加する方法を模索することが大切です。町内会活動は皆が理想とする町づくりへ向けて活動するものです。それをいつも意識して、できるだけたくさんの人の使い方を考慮しながら活動するべきです。
町内会役員選出の方法その4
まずは前年度の終わりごろに、自薦他薦の候補者を募ります。回覧板などで告知して、候補者を募るところが多いようです。 また、町内会役員選出のための委員会を発足して、その場で候補者を選ぶ場合もあります。 次に候補者に対して、次年度の町内会役員を引き受けてもよいかどうか、の意思を確認します。 気をつけなければいけないことは、町内会役員は無理やりさせてよいものではありません。 役員になりてがなく、不在というわけにはいきませんが、候補者に対して、 出産予定があったり小さい子供や要介護者がいる、本人の病気、父子家庭母子家庭であるなどの 家庭の事情は考慮すべきです。
町内会役員選出の方法その5
自薦はさておき、他薦の候補者に対して、まずはそれぞれ意思確認を行います。 やり方としては、現時点で役員をしている各役職のひとが、次の同じ役職のひとに電話などで確認を行うとよいでしょう。 経験者と話すことで、迷っているひとも決断できるきっかけを得ることがあるからです。 即、決断を迫るのではなく、時間の猶予をあたえ、具体的にどんな仕事内容なのか、 どれくらい時間を要するのか、活動する時間帯など、考えるための材料を多く与えてあげることが大切です。 そのうえで、どうしても引き受けてもらえない場合は、町内会役員選出は次の段階へと移行します。
町内会役員選出の考察
どうしても町内会役員選出が選挙の委員会の段階で決定しない場合は、選ばれた候補者のなかから町内会住民全員の総会で選出する、という方法へと移行していきます。 町内会役員選出のための総会の日時を告知し、町内会住民に出席を促します。その際、欠席した場合は、出席者に委任したこととすることを記載してきます。 そうして、総会で選挙によって選ばれ、町内会役員が決定するのです。 また、選挙のための委員会や総会で選ばれるだけではなく、自治体によっては抽選や順番で役員がまわってくるところもあります。単純に簡単に決まるこれらの方法は、使い方としては公平といえます。しかし、無理やりおしつけることは得策ではありません。
町内会役員選出のまとめ1
どんな手順であれ、町内会役員に決定した場合、任期の間は町内会の仕事に取り組んでもらわねばなりません。しかし、やればやるだけにメリットもあります。 それは、地域の現状や行政のことが理解できるようになってきます。 活動をとおして、さまざまな人や団体と情報交換、意見交換をする必要がでてきます。 そうすると、今までは分からなかった町のことが見えてくるのです。 また、多くの人と知り合うことにもなり、さまざまな能力をもった人脈をつかむこともできます。 年代を越えて知り合いも増え、普段から顔見知りも多くなっていきますし、言葉をかわすことも多くなります。
町内会役員選出のまとめ2
知識がひろがり、人脈がつかむメリットだけではなく、町内会役員に真剣に取り組むことによって 自分自身の内面にも変化がでてきます。 活動を一生懸命することで、その町内の方々に感謝され、地域に貢献して結果がでていることに対して目に見えて成果があらわれることがあります。 そうすることで、自分自身のなかで喜びを感じ、達成感を感じることもできます。 特に大人になり、自分の身近なごく狭い範囲のなかで生活するなかではなかなか感じることのできないものです。新しい出会いをえて、忙しいながらも人に感謝され、喜びを感じることは自分の存在意義に繋がっていきます。
町内会役員選出の方法の注意点
町内会活動は、住民が安心して生活していけるよう貢献していくことが大切であり、町内会役員はそのために意欲的に活動を促進していかなければなりません。自分自身のメリットも大切ではありますが、活動を活発化して、未来に確実につなげていくことも大きな使命といえます。 昨今は、マンションも増え、ご近所づきあいを嫌がる方も多く、町内会に入らないという選択をする方もおられます。しかし、自然災害や複雑化する犯罪傾向などを考えると、地域で助け合うこともやはり必要不可欠なことです。 ですから、町内会活動のメリットを知ってもらい、理解してもらい、意欲的な参加を促すことが、今後の町内会役員の課題ともいえます。
-
破竹保存の方法・やり方・手順や使い方・流れ
破竹保存を長期に行うためには水煮やメンマ等に加工して煮沸消毒した保存用の瓶に入れることが大切となります。 その中でも最...
-
ロト7攻略の方法・やり方・手順や使い方
ロト7の様々な攻略法が出ている事もあり、やはり7つの数字をそろえる事の難しさもそこには存在しています。しかしながら、数々...
-
定期預金解約の方法・やり方・手順や使い方
銀行の定期預金は一定期間お金を引き出さないことを前提に契約するため、普通預金よりも高い金利が設定されています。なぜかとい...
-
あく抜きの方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
あく抜きは野菜などに含まれる渋みや苦味を取り除くことです。食材によってはそれが美味しさでもありますが、料理の味や色を悪く...
-
エプソンスキャンの方法・やり方・手順や使い方
エプソンスキャンは、パソコンと接続することにより原稿や画像を取り込み保存することを可能とする機器です。スキャナーとしての...
-
お気に入り表示の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
人類は世界中のあらゆる場所で生活を送っています。人間が他の生物と違う点は本能以外の要素が存在している点です。野生の動物や...
-
ストレッチの方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて
ストレッチは1970年代の後半に日本で使われ始めた言葉で伸ばしたり引っ張ったりする動作などの意味を持つ言葉ですが、分かり...
-
百日咳検査の方法・やり方・手順や使い方
"百日咳という病気があります。小児に多く見られますが大人でも罹ることがあり、普通の風邪に似た症状の後、咳が長引いて段々と...
-
オルタネーター点検の方法・やり方・手順や使い方・流れ
オルタネーター点検は、エンジンをかけた状態でテスターを使って、バッテリーの電圧を計ります。その結果、電圧が大体13Vくら...
-
お祭り用ヘアアレンジの方法・やり方・手順や使い方・流れなどに...
お祭りと言えば、浴衣を連想する方は少なくありません。浴衣は普段の洋服とは違い、夏らしく爽やかな印象を与える事が出来ます。...
町内会の活動内容はどんなものか、積極的に関わっていないかぎりは意外に知られていないものです。
日々の生活に追われ、忙しくしている昨今、そして、ご近所さん同士のお付き合いなどがどんどん希薄になりつつある現代社会では、町内会の活動を感じず、知っていてもできるだけ避けてとおろうとしているひとも多いです。若い年代の家族構成が核家族化していたり、多種多様な家族の形が存在していることも大きく影響しているといえます。
しかし、町内会の活動は、実は生活のなかでとても大切なことを担っています。
町内会の活動をしていくうえで、まずは必要なことがあります。
それは、規約、役員、予算、広報、会議の五つです。