ミニトマトの肥料の方法・やり方・手順や使... | 色々なカテゴリの方法や利用・使い方など 方法ラボ

ミニトマトを栽培するためには最初に排水性の高い用土を準備し、苗を植える前に栽培するための環境を整えておくことが重要です。準備するのは赤玉土、腐葉土とバーミキュライト、そして石灰です。割合としては赤玉土6.5に対して、腐葉土が2.5、そしてバーミキュライトが1の割合です。そこに石灰を用土10リットルに対して10グラムの割合で混ぜておきます。それに加えて、苗を植え付けする1週間前に元肥と言われる化学肥料を用土10リットルに対して10グラムから30グラムの割合で用土に混ぜます。この手順で植え付けに適した環境を用意しておくことが重要なのです。

苗を植えるための用土の準備が整ったところで、実際に苗を植え付ける際には、2つの事に気を付ける必要があります。一つは株間を40cm以上離して植えることです。プランターでそこまでの距離が取れない場合や畑で2条植えを行う場合は実が内側にならないように、第1花房を互いの株に対して外側に向けておくことが必要です。そしてもう一つは盛り土をしておくことです。ミニトマトは排水が悪いと病気になりやすいという特徴がありますので、盛り土をすることによって排水性能を高めてあげる必要があるのです。15cmポットの苗を植え付ける場合は鉢土の上部の5分の1程度が地面から上に出るくらいに浅く植える方が良いです。

定植後2～3週間程度で本枝が大きくなってきます。そうなってきたら、支柱を立てて紐で本枝と結んでいく必要があります。この支柱を立てる際、注意するポイントは、支柱を必ずつぼみの反対側に立てることです。その理由は、ミニトマトの最初のつぼみは本葉が7～8枚になる頃に出てくるのですが、その後は本葉が3枚出ることにつぼみが出てきます。それらと干渉しないためにつぼみの反対側に支柱を立てるのです。また、水やりに関しては定植後1週間程経過した後は第3花房の開花まで極力控え、葉が丸まってしまう程度まで抑えるのです。これは、水をやり過ぎることで樹勢が旺盛になり、異常茎や芯止まりになることを防ぐためです。

ミニトマトをプランターなど土壌が痩せている中で栽培する場合は、実の成育を良くするためにわき芽を摘んでおいた方が効果的です。わき芽を摘む際はなるべく晴天の日の午前中に行い、ハサミやナイフなどの道具を利用し、使い方としては事前に消毒をした上で使用する必要があります。また、整枝もミニトマトの実の成育を良くするためには重要な手順です。特に株元の葉が茂り過ぎてしまうと風通しが悪くなってしまい、病気になったり害虫の住処として荒らされてしまうきっかけを作ってしまう可能性があるのです。整枝の際もハサミやナイフは消毒した上で使用する必要があります。

ミニトマト肥料を追加で加えるタイミングは第1花房が膨らみ始めた頃です。この追肥のやり方としては、仮に60cmのプランターであればおよそ15グラム程度を株の周辺にまき、土と軽く混ぜ合わせた上で株元に寄せていく形となります。その後は3週間に1回の頻度で追肥を繰り返していくことになります。量は1回目と同じ程度の分量で良いのですが、この頃は既に根が広く張り出していますので、株元ではなく、株から少し離れた土の表面にまくことがポイントです。尚、液肥を利用する場合は1週間に1度の頻度で水やりを兼ねて追肥を行います。また、最初の追肥が早すぎると花が落ち、着果しない可能性があるので注意が必要です。

ミニトマトは花が咲いて1か月くらいたつと収穫が可能になります。へたの近辺まで赤く色づいたものが収穫に適した果実になります。収穫は朝の涼しい時間帯に行います。収穫の手順としては、房ごと切り取るのではなく、果実を1粒ずつ、へたの上をハサミで切っていくのです。ミニトマトは、大玉のトマトと同様に最初の花に結実させると水分と栄養が実の方に回り、茎と葉の成長を抑制することができるので、その後の果実がつきやすくなります。最初の花により確実に実を付けさせるためには市販のホルモン剤を使用すると効果的です。そしてミニトマトを栽培する際は、全般を通して水はけを良くして、土を乾燥気味にしておくと糖分が多くなります。

ミニトマトは、最近数多くの種類が出回っておりその色や大きさも数多くのものがあります。このトマトの味や大きさは肥料のやり方で決まってきます。肥料のやり方によりその成長にも大きな影響が出てきます。肥料には有機肥料と科学肥料があってトマトの成長には欠かせない栄養分が含まれています。これらを切らしてしまうと葉の色が悪くなったり実がならなくなったり、途中で枯れてしまうこともあります。肥料のやり方には十分に注意をして、おいしくて大きなトマトを収穫したいものです。肥料を適切に施して大きく育てることが重要になってきます。

トマトの苗を植えるときには元肥と言ってあらかじめ植える土に栄養分がなくてはなりません。これをあらかじめ土の中に混ぜたところに苗を植えていかないと大きく育つことはできません。ミニトマト肥料には即効性がある化学肥料と、効き目がゆっくり表れる有機肥料があります。あらかじめ土に混ぜて使う肥料はどちらでも構いません。ただしあまり多くの化学肥料を混ぜてしまうとその肥料にトマトが当たってしまい枯れてしまうことがあるので、適度な量を施すことが大切です。どちらの肥料が大きな収穫が期待できるかというと、一概に言えませんがその土との相性とも大きく関連があります。

土が肥料の栄養分をどれほど保持できるかで、トマトの成長は決まってきますので何回も肥料を混ぜて使ってみて、その様子を参考にして栽培を行ってください。元肥ばかりでよいのではなく、葉の色や成長具合を見て適度に追肥も行ってやってください。これをやることにより大きな収穫が期待できます。また忘れてならないのは、トマトはわき芽が盛んに発生してきますのでそのわき芽のわき芽カキや実がなり始めた時の摘心も重要になってきます。肥料だけではなくこれらの作業も甘くて大きなトマトを作るには、大切な作業になってきます。決して肥料だけでは大きな収穫が望めると思ってはなりません。

ミニトマトはプチトマトとも言われていて、植付けの時期は4月上旬から6月上旬で、収穫時期は5月上旬から9月上旬です。ミニトマト肥料ははじめは野菜栽培用の培養土を使います。その後の追肥方法は、一回目は果房が膨らみ始めた頃にあげます。その後は3週間に一回程度を土の表面に蒔きます。液肥の場合は一週間に一度の間隔であげます。注意したいのは雨季です。樹勢が旺盛になる雨が多い時期は過剰摂取になってしまうので控えめに追肥をします。肥料は有機質肥料と化学肥料がありますが、どちらも長所と短所がありますのでどちらでもよいと思います。