鼻うがいの方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて

鼻うがいの方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて

空気中には、ウイルスや細菌などが漂っています。人間は酸素をエネルギーとするために呼吸をしていますが、この呼吸によって、空気中のウイルスや細菌が口から入ってしまいます。風邪やインフルエンザなどの感染症は、これらが原因となっています。そのためこれらを予防するために、外出先から家に帰ってきた時には、しっかりとうがいをすることが推奨されているのです。うがいをすれば口の中に入ったウイルスや細菌を、ある程度洗い流すことができます。また、既に感染症の症状が出ている場合、喉には痰がからむことがあります。うがいをすると、この痰も除去しやすくなるのです。

鼻うがいの方法概要

ウイルスや細菌が入ってくると、その影響から体を守るために、白血球が戦いを始めます。その戦いの残骸が痰として出てくるので、痰は体にとって良いものではありません。そのためうがいをすることで、しっかりと排出させることが大事なのです。 しかし、ウイルスにしても細菌にしても、口のみから入ってくるわけではありません。人間は呼吸に口だけでなく鼻も使うので、鼻からもウイルスや細菌は入ってくるのです。入ってくると、やはり白血球が戦うようになるので、その残骸が出てきます。これがいわゆる鼻水で、痰と同様に体外に排出させる必要があります。

鼻うがいの手順・方法01

さらに鼻と喉はつながっているので、鼻水を放置しておくと、鼻から喉の方へと移動することもあります。鼻から喉にかけて、鼻水と痰とで塞がれることになるので、息苦しさが一層増すことになります。 したがってうがいは、口だけでなく鼻にもおこなうことが大事と言えます。鼻から水を吸い込んで、その水を喉の方へと流し、口から吐き出すのです。これは、鼻と喉とがつながっていることを利用したうがい方法と言えます。 水は、鼻の奥の方に詰まっている鼻水はもちろん、鼻と喉の間にある痰もからめ取ります。これらが両方排出されるので、呼吸はとても楽になります。

鼻うがいの手順・方法02

しかし鼻は口よりもデリケートなので、鼻うがいは鼻に刺激を与えないようなやり方や手順でおこなう必要があります。たとえば、冷たい水を一気に吸い込んで鼻うがいをすると、その刺激で鼻に痛みが生じることになるので、ぬるま湯を使うことが大事なのです。 また、鼻の内部は常に潤っていますが、この潤いには、塩分が含まれています。したがって鼻うがいは、鼻の内部と同じくらいの温かさのぬるま湯に塩を入れ、それを使っておこなうと良いと言えます。元から鼻の中に存在している潤いと似たぬるま湯を、そっと鼻に流し込むという使い方をすれば、鼻は強い刺激を受けません。

鼻うがいの手順・方法03

具体的には、鼻の中は36度前後となっているので、そのくらいの温かさのお湯を使います。しかし水道水を36度ほどに温めるだけでは不十分なので、注意することが必要です。 ウイルスや細菌が鼻から入って感染症になるということは、汚れたぬるま湯を鼻から入れると、それが原因で感染症になる可能性もあるということです。そのため鼻に入れるぬるま湯は、しっかりと消毒しておく必要があります。したがってまずは、水道水をヤカンなどで沸騰させるのです。そして雑菌を全て除去した後で、36度ほどまで冷ましてから使うという流れだと安全です。

鼻うがいの手順・方法04

もちろん、冷ます過程で塩を混ぜるという手順も必要になります。鼻の中の塩分濃度は約0.9%なので、ぬるま湯もその塩分濃度になるように作ります。 具体的には、軽量カップ1杯分が200ccなのですが、それに対して小さじ半分弱ほどの塩を入れます。そしてしっかりと混ぜることで、約0.9%の塩分濃度のぬるま湯ができるのです。 塩は、少なすぎても多すぎても、鼻にとって刺激となります。逆に言えば、塩の使い方次第で、鼻うがいを楽におこなえるかどうかが決まってくるわけです。そのため、鼻うがいにおいては、この手順が特に重要となります。

鼻うがいの手順・方法05

沸騰させて、冷ましながら塩を混ぜるという流れで、適切なぬるま湯が完成したら、それを使っていよいよ鼻でうがいをします。 うまく吸い込むにはコツが必要なので、慣れないうちは洗面器や深さのあるお皿などを使うと良いです。それらにぬるま湯を入れて、片方の鼻の穴を押さえた上で、もう片方の鼻の穴からゆっくりと吸い込むのです。強く吸い込むと耳に負担を与えるので、細く呼吸をする要領で少しずつ吸い込んでいきます。 すると吸い込んだぬるま湯が鼻水をからめ取りながら、喉へと流れていきます。そしてそれを、飲み込んでしまわないように吐き出すわけです。

鼻うがいの考察

吐き出しても、鼻の奥の方にはまだぬるま湯が残っています。当然、それにからめ取られている鼻水も、残っているということです。そのためそれらもしっかりと出すことが必要なのですが、出そうとして無理に鼻をかむと、やはり耳に負担を与えてしまいます。 安全なやり方としては、まずは前かがみの姿勢になり、さらに体を左右のどちらかへ傾けます。すると、鼻の内部に傾斜ができるので、それによってぬるま湯と鼻水とが流れ落ちてきます。体を上下に軽くゆすると、一層出てきやすくなります。自然に出てくるわけですから、耳には負担がかからず安全です。

鼻うがいのまとめ01(使い方や注意点など)

慣れてくると、コップやペットボトルを使った鼻うがいもできるようになってきます。洗面器やお皿を使う場合は、それに対して鼻を近づけるというやり方になります。しかしコップやペットボトルの場合、それ自体を鼻に近づけるという使い方となります。近づけた上で、顔を斜めに傾けて、片方の鼻の穴にぬるま湯を流し込むのです。流し込みながら適度な力で吸い込むと、ぬるま湯がどんどん鼻の奥に入っていきます。 洗面器やお皿を使った方法と異なり、流し込むという手順が必要になりますが、その分しっかりと鼻の中にぬるま湯を入れることができます。

鼻うがいのまとめ02(使い方や注意点など)

以上が安全な鼻うがいの方法ですが、これにより鼻水や喉から出かかっている痰などを、除去することができます。もちろんウイルスや細菌も除去されるので、鼻水や痰などの症状が出ていない時でも、鼻うがいは有効です。 さらには、花粉が舞う時期になると、鼻からは花粉も入ってきます。花粉症の人は、それにより症状が出てくることになります。花粉症ではない人も、花粉を多く吸い込むことで、花粉症になるリスクが高くなります。 しかし上記のやり方で鼻から花粉を除去すれば、花粉症の症状は出にくくなります。花粉だけでなく、ハウスダストの除去にも有効です。

鼻うがいのまとめ03(使い方や注意点など)

ただし除去されるのは、鼻水やウイルスや花粉など、人にとって有害なものだけではありません。鼻の中には、これらを自分の力で除去するための粘膜があります。鼻うがいを何度もおこなっていると、その粘膜が弱まってきて、有害な物質の影響をかえって受けやすくなってしまうのです。 したがって鼻うがいは、何度も繰り返しおこなうのではなく、朝起きた時や外出から帰ってきたタイミングなどで、1日に2回ないし3回ほどおこなうことが良いとされています。そうすることで、鼻の粘膜を守りながら、有害な物質を除去することができるのです。

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