平米計算の方法・やり方・手順や使い方 | 色々なカテゴリの方法や利用・使い方など 方法ラボ

ある区画の広さや土地の広さを知りたい場合にはメジャーを用意します。そして角が直角の場合には長辺と短編の長さを測って2つの長さを掛け合わせると面積が出ます。三角形の場合は同じく底辺掛ける高さ割る2で面積が出ます。円の面積を出したい場合には3.14掛ける半径の2乗で面積が出ます。台形の場合は上辺プラス下辺の長さに高さを掛けてそれを2で割ると出ます。楕円形の場合は長い方の半径に短い方の半径を掛けて、それを3.14倍すると面積が算出されます。建築用のCADソフトなどでは図形の点をプロットすると面積が出るようなものもあります。

平米計算は一般的には間取りの計画に従って平面図を作成し、1階と2階の床面積の合計である延床面積を出すということが多いものです。この場合は木造の場合は壁芯で寸法測定しますが、マンションなど区分所有建物の場合は壁の内法寸法で測定を行って出します。土地の面積や建築面積、あるいは延面積を出す場合に坪数に直す場合があります。その場合の数値の使い方手順としては平米数に0.3025を掛けると坪数が出ます。塗装工事で壁の塗り面性を出したり、屋根工事を行う場合にその屋根の面積を出したりする場合があります。屋根の場合は平面プランだけでは勾配が付いているために勾配に従った寸法で測定する必要があります。

面積を求めるときには、その形によって平米計算を行ってその値を算出します。その形が台形、三角形、四角形に分けることができれば容易に算出することが可能です。周りが直線で区切られている形ならば、その形を三角と四角に分け面積を出します。三角形で分けられたところは場合により角度のデーターが必要になってくることもあります。これらの計算で求められた面積を合算することでその形の面積を算出することができます。この計算を行うときに注意をしたいのは、長さの単位をすべてメートル単位で統一して計算することが大切になってきます。

直線で囲まれたところの面積計算は簡単にできますが曲線だった場合はどうなるでしょうか。丸い円ならば公式にのっとって計算すれば算出できるのですがそうでない場合は公式など通用しませんので、現地での測量が大切になってきます。現地で測量を行ってその図面を起こして、そこから面積を算出するという手順で面積を出すことが可能です。曲線の場合は面積を図るマイクロメーターでその図面をなぞることにより面積を出します。マイクロメーターの使い方は、平方センチメートル、平方メートルの単位を指定するゲージがついていますので出したい単位にそのゲージを合わせてなぞるだけで算出することが可能です。

縦129cm、横345cmの図形(長方形)があった場合の平米数はどれくらいになるでしょか。まず平米とは平方メートルのことを指します。この場合も与えられているのがそれぞれcmであるのでmに直す必要があります。129cmは1.29m、345cmは3.45mとなります。続いては面積計算になります。長方形の場合は縦×横なのでこの場合は、1.29m×3.45mの計算を行います。すると4.4505平方メートルとなり、4.4505平米と計算することが出来ます。このように長方形の面積の場合は、縦と横の値をmに直してから計算すると良いでしょう。

面積計算では平米計算を行うこともあります。図形には色々ありますが基本的な面積計算の使い方の手順は覚えておくと良いでしょう。また平米求めるときはをあらかじめ1辺の長さをmに換算しておくと良いでしょう。長方形の場合は縦×横を計算します。また三角形の場合は底辺×高さ÷2の計算をしましょう。更に台形であれば(上底＋下底)×高さ÷2の計算をしましょう。そして円形であれば、半径×半径×円周率となります。また複雑な図形の面積を求める場合は、三角形や長方形など計算しやすい図形に分解してから計算して最後にその結果を合算すると良いです。

平米計算は面積を求める計算です。それぞれの土地は様々な形をしておりそれぞれに広さがあります。その土地の形が直線で構成されているものなら容易に面積の計算は可能になります。もしその土地が曲線だったりでこぼこの土地ならば面積を求めることは大変にむずかしくなってしまいます。直線で囲まれている場所ならば、長方形や三角形、台形に分割しやすく図面上で分割したとしてそれぞれの面積を求める公式に当てはめて面積計算すればすぐにその土地の面積は求めることができます。答えを平米で出すのであれば、公式で使う数値をメートルに換算して計算すればいいでしょう。

このように直線で囲まれたところの面積は簡単に出すことができますが、曲線が混ざっているところの面積はどうして出せばいいのでしょうか、またでこぼこしているところはどうでしょうか。こういう場合いくら分割しても正確な面積を出すことはできません。そこでこの土地の平面図を作成することになります。曲線の形状のまま、あるいはでこぼこの形状のままの平面図をとりこの図面に面積を図ることができるマイクロメーターを使用して、面積を算出することになります。このマイクロメーターは各縮尺に対応していますので各図面をなぞっていくだけで面積の計算をすることができます。

平米計算をして土地の面積を算出することは、土木工事や建設工事には欠かせない作業の一つになっています。たとえば公共工事で民間の土地がかかった場合、そのかかった民間の土地の正確な面積を算出してその面積に応じて買収をしなければなりません。正確な面積計算が求められるわけです。その面積に一平米あたりの金額を乗じて買収金額が決定されるわけです。また建築関係においても家の建坪や敷地の広さなど面積の計算をする機会が多くなっています。また公の公図などはそのほとんどが面積の表記が平米となっていますので、ますます平米計算が大切になってくるでしょう。

不動産物件や賃貸物件で平米計算をするときの方法についてまとめてみると、大切なのは面積の換算値を覚えておくことです。換算値といっても覚えるものはわずかです。坪から平米への換算、平米から坪への換算、1畳から平米への換算を覚えましょう。1坪=約3.3平米、1平米=約0.3坪、1畳(中京間)=1.6562平米の換算値を覚えておきましょう。また畳サイズは地域によって異なるので注意しましょう。例えば80坪の土地があったとしてこれを平米に換算すると、80×3.3=264となり、約264平米となります。また100平米の土地の場合これを坪に換算すると、100×0.3=30となり、約30坪となります。