相乗積計算の方法・やり方・手順や使い方・流れ
相乗積計算の方法概要
商売をしていますと、利益に関してのおおよその数字を知りたい時があります。その中に粗利率と売上高構成比及びこの2つから計算される相乗積があります。以下が、その計算手順です。粗利率は、ある商品を仕入れた原価と販売価格を使って求めます。販売価格から原価を差し引いたものが、商品1個あたりの売上利益です。これに販売した商品の個数をかけたものが売上総利益です。粗利率は、売上総利益を売上高(販売価格に販売個数をかけたもの)で割ると得られます。売上構成比は、異なる部門あるいは異なる商品ごとの全売上高にたいする個々の売上高の割合のことです。相乗積は、部門ごとなどの粗利率と売上構成比をかけて求めます。
相乗積計算の手順・方法01
相乗積計算によって得られた数字は、全て足すと会社全体の粗利率に等しくなります。そして、この数字は、部門ごとの会社に対する貢献度知るのに便利です。例えば、ある会社に、部門A、部門B、部門Cがあったとして、それぞれの相乗積が、5パーセント、3パーセント、10パーセントとします。全てたしますと、18パーセントですから、これが、この会社全体の粗利益です。一番貢献度が高い部門はCで、次がA、最後がBだとすぐにわかります。使い方は以上ですが、計算は、元のデータがそろっていれば、表計算ソフトで簡単に求められます。
相乗積計算の手順・方法02
利益を管理する指標として、相乗積というものがあり、経営指標として重要な数字です。これは、売上高構成比と荒利益率を掛けたものです。相乗積計算の手順は次の様に行います。 会社はいくつかの部門に分れていますが、その各部門ごとの売上高と荒利益高を算出します。売上高構成比は、各部門の売上高を合計売上高で割ったものです。部門構成比の合計は100%になります。荒利益率は各部門の荒利益を合計売上高で割ったものです。 全部門の相乗積を合計すれば、荒利益率と等しくなります。 相乗積は、部門ごとの利益の貢献度を示します。相乗積が高いほど会社の貢献度を表します。
相乗積計算の手順・方法03
相乗積の使い方は、どの部門が会社の利益に貢献しているかを知ることですが、会社の利益がその部門に偏っていることも示しています。利益の大半が、特定の部門で作る製品に偏っている場合は、その製品が売れなくなった場合、会社が衰退する危険を伴います。これを見越して、他の部門でも利益を上げる対策を打っておかなくてはなりません。 また、相乗積を取引先ごと作った場合は、取引先の貢献度が出ます。会社の利益の大半が特定の企業に偏っている場合、取引停止は倒産する可能性もあります。従って、新しい取引先の開拓が必要です。 このように相乗積は経営のバランスをとるために必要な指標なのです。
相乗積計算の手順・方法04
相乗積は部門ごとの利益の貢献度を表し指標として用いられており、相乗積計算のための算式は粗利益率×売上構成比で表されます。この内、売上構成比はその商品の売上高÷店舗の全商品の売上高で算出することができます。そしてそれぞれの部門ごとの相乗積を合計すると、店舗の合計粗利益率と一致するという相関関係となります。相乗積はマージンミックスという店舗全体で粗利益率の高い商品と低い商品を組み合わせて販売する際に用いられ、使い方としては、仕入れ販売の計画を立てる際に、店舗全体でどれだけの値入率に導きたいかが決まっている場合に使用され、どの商品にどれだけの値入を行えば良いかを算出することができます。
相乗積計算の手順・方法05
具体的に相乗積を活用する場面としては、商品計画の立案の際に、店舗で取り扱う商品全体の粗利率が13%であるところを20%に引き上げるにはどの商品の値入額を変えれば良いかをシミュレーションする際などが典型的な例と言えます。商品の数が少なければ商品別の計算も可能ですが、例えば1万点以上の商品を扱う店舗の場合、そういう訳にはいきません。こうした時に相乗積を使用するのです。具体的な手順は、それぞれの商品を大中小のそれぞれのカテゴリーにまとめ、まずは大カテゴリーごとにそれぞれの相乗積が20%になるように、その次は中カテゴリー、最後は小カテゴリーごとの相乗積がそれぞれ20%になるように算出していくのです。
相乗積計算の考察
コンビニやスーパーでは多くの商品を扱っています。それぞれの商品ごとに売った時の儲け(粗利)や売上数が異なります。それで、どの商品がどれだけ効率良く儲けているか知るために、粗利を商品原価で割った粗利率と全体の売上に占める割合である売上比率の2つの数字を掛けあわせて得られる相乗積を計算をします。この相乗積は、それぞれの商品がどれだけ利益に貢献しているかを数字で表したものですから、ひと目で何が儲かっていて何が足を引っ張っているのかわかります。そして、相乗積の高い商品と低い商品を抱き合わせ販売することで、効率のよい販売をするというようなテクニックを使うこともできます。以上が相乗積計算の利用例です。
相乗積計算のまとめ
相乗積とは2つ以上の数を掛け合わせて得られる値のことを言います。スーパーで働く場合には知っておくべき言葉です。これを使うにはマージンミックスを知っておく必要があります。マージンミックスは粗利率の高い商品とそうでない低い商品を組み合わせて販売する手法です。このときに相乗積を使用します。相乗積計算式は粗利率掛ける売り上げ構成比となります。例えばXという商品が粗利率20%で売上構成比40%の場合は相乗積0.08となります。Yという商品が粗利率15%で売上構成比50%の場合は相乗積は0.075となります。X、Y、他各商品についてこれを出しこれらを加算して100を掛けると平均粗利率が出ます。
相乗積計算で使った言葉の意味・使い方
"相乗積とは、二つの数字を掛け合わせた値という意味です。お店を経営している場合、各セクションでどのくらい貢献しているか、状況を的確に把握して舵取りすることが必要になります。これは単に売上高を比較すれば済む問題ではありません。相乗積計算は、各セクションの利益貢献度を比較判断する重要なパラメータです。 相乗積は、相乗積=各セクションの売り上げ構成比×粗利率、で与えられます。売り上げ構成比と粗利率を掛け合わせることにより、各セクションの利益貢献度を比較することができます。売上高が高くても、粗利率が低ければ利益貢献度は低いといえます。この数値を比較することで、利益を上げるための経営判断材料になります。"
相乗積計算の方法の注意点
経営者の方に関しては、相乗積計算の方法を理解しておく事が大事です。粗利を計算するなど色々な事を行うので、豊富な知識が必須となります。また、経営者は自分自身で所得を計算して、指定された時期までに確定申告をしなければならないです。確定申告をする際には、社員の給料などを経費として計上するのが常識となっています。このように、節税対策を実践すれば納める税金を抑える事ができるので、手元に残るお金が多くなります。こういった有益な情報を把握しておく事が、効率よく稼ぐ為の秘訣であるという事を自覚しておかなければならないです。
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部門ごとの利益への貢献の指標である相乗積を、全体売上、部門売上、部門利益の3つの財務指標から計算されます。相乗積計算は、売上高構成比×利益率で表され、売上と利益がわかっている部門ごとに計算可能です。売上高構成比は、部門売上÷全売上、利益率は、部門利益÷部門売上と分解することで計算可能になっています。各部門の相乗積を足し上げると、全売上の利益率に一致することがわかると思います。相乗積が大きい部門ほど荒利貢献度が高い部門となるため、全体の荒利益高に対して、どの部門が貢献していて、どの部門が貢献してい無いかを判断する指標とします。