将棋の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて

将棋の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて

縁側などでうちわで涼みながら将棋を指す。そのような景色は日本の風物詩であり、今ではプロの棋士がコンピューターと真剣勝負を行うまでにもなりましたが、素人にはなかなか手が出しにくいような娯楽ではないかと思います。ご老人やお父様が指しているのを見ていても、なかなか勝てるようにはなりません。長い歴史の中で確立された定石を理解することで場面ごとに取るべき行動がわかるようになっていきますが、まずは駒の動かし方・将棋のルールから理解しなければそもそも将棋がどのようなものか、対局の流れをつかむことも、自分が刺すことも出来ないのです。なので、次から細かく説明していきたいと思います。

将棋の方法概要

将棋は相手の玉将・王将を、取るか、次の一手で取れる状況に持込み(これだけですと王手)、かつその状況を打破できない形(これを詰みといいます)にすると勝利です。そのためには、王手を連続的に行う必要があります。しかし、そのやり方には決まった形はなく人によってまちまちであると思います。また、駒が相手側から3段目より上に入ると駒を裏返すことが出来ます。これは成る、といい、手順を踏めば基本的に出来ます。が、駒ごとに違いますので後ほど説明したいと思います。駒は割と少なく8種類しかありません。しかしそれぞれ役目、使い方が違いますので、成りと共に説明していきたいと思います。

将棋の手順・方法01

見出しの通り、盤面上に総計18枚も存在する駒が、歩兵です。ふへいやふひょうと読み、主にふ、と呼ばれます。行動範囲は常に前へ1マスのみです。とても足の遅い駒ですが、とても使い勝手のいい駒なのです。捨て駒として敵の駒を自分の他の駒の行動可能範囲に誘い出し、取ってしまうという使い方ができます。歩が取られてしまっても、歩以外の駒を取ることができれば自分にとってアドバンテージになるのです。また、歩は、成ると、と金というものに変わり、後述する金将と全く同じ動きができるようになります。そのために侮れない存在で、歩をなめると痛い目を見ます。成るという逆転の方法を使わない手はないのです。

将棋の手順・方法02

盤面の四隅に陣取っている駒が香車です。きょうしゃと読み、主にきょう、と呼ばれます。彼の行動範囲は邪魔者がいなければ一番下(自分側)から一番上(相手側)まで突っ走ることが出来ます。味方の駒があった時はその手前までしか進めませんが、相手の駒ならそれを取ることでその場所まで進めます。これを俗に田楽刺しと呼びます。が、無闇矢鱈に前へ進めてはいけません。彼はバックが出来ないのです。歩などはそう気にすることもありませんが、香車は一番下から上まで進めることがアドバンテージになるので、あまり前に出過ぎるのは良くないのです。しかし、あえて前に出て成るという方法もありです。彼も成ると金と同じ動きになれます。

将棋の手順・方法03

8種類ある駒の中で、もっともトリッキーな動きをする駒が何を隠そうこの桂馬です。けいまと読み、けい、と呼ばれます。移動可能範囲は、目の前のマスを飛び越え、右か左のマスどちらかに進めます。まるでローマ字のYの様に進むのです。マスや駒を飛び越えることができるのはこの駒だけで、故にニンジャと言われるのです。なので少し使い方も難しいのですが、あっと驚く方法で王手をかけることが出来たり、適当に跳ねたように見せてしっかりと影響力を持つ駒なのです。やり方さえ間違えなければ一気に流れが自分の方へ傾くでしょう。彼もやはり、成ると金と同じになります。

将棋の手順・方法04

財宝の銀の名を冠した1つ目の駒はこの銀将です。名前はぎんしょうと読み、ぎん、と呼ばれます。彼は真横と真後ろには動けず、それ以外の方向に1マス進むことが出来ます。この駒は攻めにも守りにも使えますが、主な使い方はやはり攻めの方であると思います。そのやり方として、有名な戦法に棒銀というものがあります。手順としては、歩を1マス進めて道を開け、そこから銀が上がっていき、歩の後ろに飛車を移動させ、歩を突くところから流れるように敵陣へ入って行き飛車を成らせる、という戦法です。この戦法には銀が必要不可欠なのです。彼も成ると金になりますが、行動や役目が変わってしまうためにあえてならないという選択もあります。

将棋の手順・方法05

財宝の名前を冠しており、相棒とは正反対の活躍をするのがこの金将です。きんしょう、と読み、きん、と呼ばれます。この駒は斜め後ろには進めませんが、それ以外の方向にはすべて1マス進むことが出来ます。そのために金将を盤面の一番下に置いておけば、全方位をカバーできることになりますので、鉄壁の守りを誇るのです。ただ、攻めに全く使えないわけではありません。アタマ金、ハラ金などという戦法があり、これらは本当にトドメに用いられる方法です。前斜め前横の5方向をカバーしているため、相手の玉の前に歩を引き連れて突撃すればそれだけで詰んでしまうのです。これが金なのです。手順なんて存在しません。が、成ることは出来ません。

将棋の考察

自分の陣地にそれぞれ1枚ずつある、盤面を自由自在に走り回れる駒が飛車と角行です。それぞれひしゃとかくぎょうと読み、ひ、かくと呼ばれます。飛車の方は十字方向に何マスでも進むことが、各行の方はX状に何マスでも進めます。この2つが自由自在に動けると言う理由は、香車と違って戻ることができるという点にあります。攻めも守りも可能ですが、どちらかと言えば飛車は攻寄りで、角行は守りに使う駒とされます。それらは成った時に顕著で、成るとそれぞれ龍王と龍馬(りゅうおう、りゅうま。それぞれりゅう、うまと呼ぶ)になり、動きに玉の動きが加わります。そうすることで、龍王は敵陣で暴れ回り、龍馬が自陣を守る事ができるのです。

将棋のまとめ01(使い方や注意点など)

勝ち負けを決める駒が、この玉将です。チェスでは勝負を決めるものがキング、王ですので将棋でもトップは王将なのではないか、と思われがちですが、将棋の元は中国で、中国の財宝の中で一番価値があるものは玉とされ、北京オリンピックのメダルにも採用されたくらいなのです。その為将棋世界の中でも一番価値のあるものは玉将なのです。基本的に玉将と王将が将棋の駒セットの中に入っており、それぞれぎょくしょう、おうしょうと読みます。呼ばれ方は主にぎょくです。玉将の方を目上の方や自分よりも位の高い人が使用し、もう片方の人が王将を使うことが慣習となっているのです。

将棋のまとめ02(使い方や注意点など)

そんな玉将の動きは、全方向に1マスだけです。これだけしか動くことが出来ないので、早めの行動を取らないと手遅れになってしまいますが、逆に早く動けばどこにでも陣地転換することが可能なのです。もちろん、玉は盤面のトップなので成ることは出来ません。では駒の紹介はここまでで、禁じ手について書きます。二歩の禁止、打ち歩詰め、行きどころのない駒は打てない、千日手です。二歩は同じ列に2枚歩が並ぶことで、プロでもしてしまうミスです。打ち歩詰めは歩を打って詰めてしまうこと。その次のはその名の通りです。千日手は同じ手が続いてしまい、千日も1対局が続くのではないかと言うもので、3回ほど続くと指し直しになるのです。

将棋のまとめ03(使い方や注意点など)

まず、駒の動きを完璧に覚えることは不可欠です。そうしなければ状況を理解できずに一方的に叩きのめされてしまうのです。しかし、覚えたところで動かしてもやはり上手くは行かないので、定石を真似て駒を動かしてみることが必要です。長い歴史の中で確立された定石を理解することで、駒を動かす流れを掴むことができるのです。しかし、それで終盤まで来たとしても、詰む手順が浮かばなければ勝てません。そこでやるといいのは詰将棋です。これを解くことで最後の駒を動かす流れが終盤に浮かぶようになります。これによって勝利が徐々に近づくのだと思います。詰将棋は駒の動きを理解するにもいいので、良い薬であると思います。

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