1日で足が速くなる方法・やり方・手順や使... | 色々なカテゴリの方法や利用・使い方など 方法ラボ

足の速さは才能である、などという話を耳にしたことはないでしょうか。 確かに、全国や世界大会に出て一位を取るような選手になりたいというのなら、もちろんその通りですし、普通の手順や流れを行っているようでは不可能でしょう。一から体の使い方を、専門のコーチから指導を受けなければいけないはずです。 ですが、小学生や中学生、場合によっては高校生でも、ある方法をすることにより、1日で足が速くなることができてしまうのです。 持って生まれた筋力などで多少の優劣が出るのは仕方がありませんが、少なくとも現在より、かなりの確率で速くなるのです。

1日で足が速くなるためには、即効性がなければなりません。何せそう願うのは、ほとんどの場合、イベントが目前に迫って来た時だからです。 そのためのやり方としては、まずは真っ直ぐ立ってみてください。 いつもそうしてるよ、という人もいるかもしれませんが、意外に難しく、右や左に体が流れていたり、前後に倒れていたりするものなんです。 そのため、全身を見ることができる鏡の前に立って、確認してみましょう。 もしもそれが無理なら、他の誰かに見てもらうといった方法でも良いですし、一度床などに寝転んで、体が真っ直ぐになる感覚をつかんでから、ゆっくりと立ち上がる、といった手順でも良いです。

陸上部の人が走っている姿を実際に見たことがあるなら、理解できるはずですが、とても美しく、見事な体の使い方をしていて、流れるように前へと進んでいます。 それに対し、遅い人というのは、なんとも見た目が悪く、バタバタと走っている、というような印象を受けてしまいます。 ということはつまり、かっこ良いフォームを手に入れることが、速く走ることにつながるのです。姿勢を良くしなければならないのは、そのためなのです。 とても強引な理屈に聞こえたのかもしれませんが、「速い」とは「効率良く動く」「無駄がない」ということなのです。

速く走れるようになるには見栄えが大切で、そのために必要なことはいくつかあるのですが、やらなければならないのが、頭の位置を決めることです。 とはいってもなかなか難しいので、アゴを意識します。 自分の胸に引っ付けるイメージで、引き寄せてみてください。そうすることで、頭が安定するのです。 それだけで足が速くなるのかと考える前に、試しにアゴを上げながら走るというやり方をしてみてください。 早いとか遅いの問題ではなく、単純に走りにくいはずです。 ただし、ここで注意しておかなければならないのは、視線は地面に落としたままにしない、ということです。 手順としては、アゴを引いて、その後、目を持ち上げる、といった感じです。

走るためには、当然のことように足は大切です。 ただ、それだけではいけません。足を一生懸命動かしたとしても、両腕を体の脇にダラリと垂らしたままでは、せっかくの頑張りも無駄になってしまいます。 そのため、両腕もしっかり振りましょう。その時、前に出すようにするのではなく、どちらかというと、上下に振るといった感じにすると、スムーズに動かすことができるかもしれませんが、あまり腕を意識しすぎるあまり、肩や背中などに力が入ってしまうと逆効果になってしまいます。全身の使い方は、あくまでもリラックス、というのが基本となります。

次に足の使い方についてですが、カカトから地面に着くように走ってしまう子供がいます。 これはもしかしたら、歩いている時と同じように足を使わないといけないのだと、無意識に行ってしまっているのかもしれません。 ですが、カカトに体重をかけてしまうと、上体が反ってしまい、速く走ることができなくなってしまうのです。 足は爪先から地面について、そのまま蹴り込むようにして、また反対の足の爪先をつく、といったことを繰り返すると良いです。 走る距離にもよるのですが、五十メートル走くらいなら、慣れてしまうと爪先走りでゴールに行けてしまう場合もあるのかもしれません。

小学校での徒競走を見ていると、裸足で校庭を走っている子がいたりしました。 これは一見すると、足で地面をつかむことができるような感じがするので、速く走れる気がするものですが、結論からいうと、単なる思い込みです。 確かに素足でスタートラインに立っている子供を見ると、微笑ましいですし、頑張れと思わず応援したくなるかもしれませんが、運動靴に比べると、グリップ力は極端に落ちます。 何よりも、完璧に整備された専門の陸上トラックでさえ小石などがないとは言い切れないのに、学校の運動場や、市営のグランドでは何があるのかわからないため、怪我の防止も含め、裸足で競技に出るのはお勧めできません。

スタートがうまいのとそうでない子では、最終的なタイムにかなりの差が出ることになります。 よほどの実力差がない限り、最初の数秒で順位が決まってしまう、といっても過言でないかもしれません。 さすがに五十メートルや百メートルという距離を確保するのは困難ですが、自宅や近所の公園などで「ヨーイドン」といって飛び出す練習だけでもしてあげると、ずいぶん変わって来るはずです。 コツとしては、前傾姿勢で、前のめりに倒れるかというくらいでちょうど良く、何度か繰り返していくうちに、勝手に足が前に出るようになります。その勢いのまま、前進していきましょう。

五十メートル走の平均タイムというのを知っているでしょうか。ネットなどで調べれば簡単にわかるので、見てみると良いです。 特に小学生くらいの子供だと、年齢が上がるにつれ、劇的に成長していきます。それは、我が子でも例外ではありません。 遅いと思っていても、実は平均以上かもしれないのです。 ストップウォッチはホームセンターなどに行けば簡単に手に入りますし、必ずしもきっちりと五十メートルを確保する必要はなく、数十メートルのタイムを計り、それを何倍かしてやれば、おおよその記録がわかるというわけです。 そして何よりも、平均タイムを知ることで、目標ができるので、練習にもハリが出るのです。

小さい子供であれば、足が速くなる確率は高いです。 少なくともこれまで説明したことを繰り返し練習すれば、遅くなることはないでしょう。 それから、親御さんには、頑張ったことについて、たくさん褒めてあげてください。 褒められて嫌がる子供はいませんし、走るのが楽しくなることで、速くなることも十分に考えられます。 インターネットなどで検索してみると、裏技的なものを紹介していることもあります。 決して反対をするわけではありませし、選択肢の一つとして頭に入れておくことも良いでしょう。 ですが、公式戦では認められないようですし、何よりも、自分の力でやり遂げた、という経験こそが、最大の収穫になるはずです。