あさり砂抜きの方法・やり方・手順や使い方... | 色々なカテゴリの方法や利用・使い方など 方法ラボ

よく塩水の作り方で塩の量は決まっていても、塩の種類を指定しているのはあまりありません。あさりの育った海水の濃度に近いのが良いので、細かく指定していないことも理由です。ですが、塩の種類によって密度の違いで重さが違います。 精製塩は隙間が出来にくいので1杯分が重くなって大さじ1は18グラムです。粗塩のように湿った塩は隙間も出来るので大さじ1が15グラムです。このように使う塩によって重さが変わります。あさりが好む濃度の範囲は狭い為、目安は水1リットルに30グラムから35グラムの塩を使うと丁度良いです。多すぎても40グラムまでが限度です。

あさり砂抜きをして余ったら冷凍保存しましょう。必ず砂抜きをしてから冷凍するようにします。水を切ってから密封出来る袋に入れて冷凍庫へ入れます。 冷凍前にチェックするのが、半開きになっている貝です。触っても閉じない場合は生きていないので捨てます。間違って食べたら食中毒を起こす可能性があるので気をつけましょう。 冷凍後調理しても口が開かない貝も同じく食中毒を起こしやすいので、無理に開けて食べないほうが良いでしょう。また、凍ったまま加熱処理しないと口が開きづらいので、水からではなく沸騰した状態の中に入れて調理するようにします。

あさり砂抜き方法は貝のまま使うときに必要です。あさりが砂を吸い込んでいるのを吐き出させる為というのが、身の中に砂が入り込んでいると思われがちですが、身の中に砂が入っているわけではありません。 あさりの殻の中では、身の表面に砂が付いているだけなのです。でもこれはあさりだけの特徴で、他の貝類は体内に砂を取り込んでいますので砂抜きが必要です。 ですから、あさりのむき身だけで使う場合は殻を開いて水洗いするだけで大丈夫です。殻を開けるのは専用のナイフかオイスターナイフを使うと開けやすいです。無ければ洋食用のナイフで同じような使い方が出来ます。

あさりは浅瀬に生息している貝で、干潮になると水が無くなって呼吸が出来なくなります。そこで、あさりの旨味成分の中のひとつであるコハク酸という成分は、浅瀬でエラ呼吸できなくなった際にはグリコーゲンという物質をエネルギーに変えて生命維持しているときに作られます。 その特徴を利用した使い方であさりの旨味成分を引き出すには、あさりを水から出してわざとコハク酸を出させるようにすれば良いのです。3時間くらい水から出して放置してみてください。しかし、放置中に殻が開いてしまったものは、鮮度が良くなく生きていないので食べないようにしましょう。

鉄ナスや鉄タマゴは、あさり砂抜きにも使えます。黒豆の色を良くしたり、ナスを漬けるときも色を鮮やかにする為のものですが、貝などの砂出しを早くするとも言われています。また、古釘や鉄製のものなら代わりになります。ただ、確実に証明されている使い方では無いので興味がある人はやってみてください。 この方法の根拠として考えられる理由としては、海水には鉄イオンが含まれていることに関係するそうです。鉄を入れると海水に近づくので、あさりが海水の塩の濃度や成分で呼吸する働きが良くなり、しっかり砂を吐きだすことになるというものです。

あさり砂抜きをしながら旨味成分をアップさせるやり方があります。ブドウ糖を海水に入れることで、あさりの成長が促進されるので、それにより旨味成分が増えるのです。ハチミツにはブドウ糖を多く含む為、あさりの持つ旨味成分のコハク酸が1.2倍も増えます。 ハチミツを使った方法の手順の流れはまず、水1カップにに対して塩を小さじ1、ハチミツを箸の先に2cmほど付けて垂れてこない程度の量を用意します。これらを混ぜあわせ、その中にあさりを浸けて冷暗所で3時間くらい置いておくと、旨味アップさせながら砂抜きしたあさりが出来上がります。

あさりの潮干狩りは8月頃まで楽しめます。あさりを見つけるコツは、あさりの目と呼ばれる2つ並んだ穴を探します。この穴はあさりの出水管と入水管の穴なので、2つ並んでいる穴の下にあさりがいます。また、干潟にできる瀬の岸側には、あさりのエサとなるプランクトンが多いので、そこが狙い目です。 あと、大きい穴はマテ貝のものです。塩を穴から注ぐと塩分濃度が濃くなり、貝が驚いて出てきた所を捕まえます。 気をつけないといけないのが、時期によっては有毒プランクトンが発生しています。それを食べたあさりは毒性を持ってしまいますので、貝毒情報に注意するようにしましょう。

あさりは部分的に集まる場所があるので、そのような場所を探すのが早いです。多くは潮が引いたときに出てくる瀬で、海底の盛り上がった部分になります。そこでは流れが穏やかなのであさりが住みやすい場所です。瀬を見つけるのは簡単で、早めに場所に行き、潮が引く様子を見ていると水から出ている陸があります。 あさりは点在せずに集まっていることが多いので、1個見つけたらその周りも掘ると見つけられる確率が高いです。 砂の中に潜ってしまった貝は、足の裏の感触で探り当てると良いと言われていますが、裸足では怪我をすることもあるので、薄手の靴下を履いて探すようにします。

せっかく潮干狩りに行くのですから沢山見つけるポイントをご紹介します。手順の流れはまず、干潮の2時間前に行くことです。あさりが好む瀬を見つけやすいのと、海岸が荒らされていないので採りやすいからです。 そして、比較的新しい貝殻が落ちていたら近くに行きているあさりがいる可能性が高いです。あと、あさりを見つけたらその周りにも生息しているので探しましょう。同じくハマグリも見つけたらその周りにもハマグリかあさりがいます。 定番ですが、2つ穴のあさりの目を探します。大きいあさりは沖にいることが多いです。そして、水のある場所だと砂が柔らかいので探しやすいです。

あさり砂抜きをお湯ですると早くて5分で完了します。急いでいるときにやってみてください。やり方の手順はまず、ボウルに45度から50度くらいのお湯を入れてあさりを浸けます。 火傷防止の為にゴム手袋をしてから、あさりをお湯の中で洗います。殻同士をこすり合わせるようにして洗うと良いです。そしてその後は5分から10分くらい浸けておきます。お湯が白く濁って砂も出てきたら成功です。コツは、お湯の温度が下がらないように気をつけることです。 このやり方をすると、あさりの身も引き締まってふっくらとした食感が味わえますし、塩を使わないので塩抜きにもなります。