洋服採寸の方法・やり方・手順や使い方・流れ
洋服採寸の方法概要
洋服を作る際には採寸が必要となります。測る部位というのは上着の場合には、肩幅、袖丈、胸囲、着丈が基本となります。胸囲に関しては、上胴、下胴、中胴、ウエストの4箇所に分けて行うのが一般的となっています。また袖丈に関しては、二の腕周りや肩から肘、肘から手首までの長さも測ります。ズボンの場合ですと、腰から足首までの総丈、股下、ウエスト、ヒップを測るのが基本です。こうした部位を細かく測ることによって、身体のラインに沿ったものを作ることができるのです。これらは自分で正確に測ることは難しいので、誰かに測ってもらう必要があります。
洋服採寸の手順・方法01
測る手順としては、まずは一番基準となる部位から測っていきます。上着の場合は肩幅を、ズボンの場合には総丈からということです。測るときのポイントというのは、メジャーの使い方にあります。ピンと張りきらずに、多少のゆとりを残した状態で測るのがコツなのです。とはいっても、ゆとりが多すぎると測る意味がなくなってしまいますので注意が必要です。自然に体に沿わせるような感覚で、力を入れて引っぱらないことを念頭に測ると失敗は少なくなります。測る姿勢も数値に影響を与えますので、姿勢を正した状態で行うのが基本となっています。
洋服採寸の手順・方法02
最近はネットショッピングで洋服を購入する方も多いですが、便利な一方、サイズで困るということもあります。自分の体のサイズをしっかり測って、なるべくぴったりな服を選べる準備をしましょう。必要なものは、メジャー、紙とペンです。そして、誰かほかの方に測ってもらうようにしましょう。使い方も簡単なので10分ほどで終わります。手順ですが、まずまっすぐに立ちます。肩幅は腕を下ろした状態で頸椎点を通るように、背中側の肩先から肩先を測ります。次に、バストサイズを測ります。胸の一番高い位置を測ります。乳頭と肩甲骨の上を水平に通るようにぐるっと一周させて測りましょう。
洋服採寸の手順・方法03
腕をおろした状態で肩から手首までの直線距離を測ったものは袖丈です。ウエストは、腰回りのもっともくびれているところを水平に一周測ります。もも周りは、まっすぐ立った状態で太ももの一番太い部分を水平に測ります。ももの付け根からくるぶしの下までを垂直に一直線したものが股下です。自分の体のサイズを測って知っておくことはおしゃれの基本です。理想の服に体系を合わせることも大切だからです。この採寸を半年に一回程度していれば、体系維持に気を付けることができます。また、体のサイズを測ったあと、買おうとしている服のサイズをしっかりと確認しましょう。
洋服採寸の手順・方法04
店先でほしかった洋服を見つけたけれど、自分のサイズで合うのかどうか、心配ということは多いものです。SMLの表示はメーカーで異なりますし、一部試着が禁じられている服もあります。そのような場合は、自分の服の実寸値を知っておくと便利です。この場合の実寸値ですが、まずぴったりフィットする手持ちの服をメジャーで採寸して行きます。できれば新品がいいでしょう。この場合のメジャーの使い方は、まず服を平たい所に置いてから使うようにします。そうしないと、値が狂って来てしまいます。まず手順としては着丈、身幅、胸囲、袖丈そして裄丈の順に測ります。裄丈は首の後ろから袖口までの長さのことです。
洋服採寸の手順・方法05
ノースリーブの服やタンクトップでない場合は、袖口幅も測っておきましょう。これはトップスの場合ですが、女性のワンピースの場合も、これらの部分だけを測っておけば十分です。次にボトムスです。スカートの場合は、ウエスト、ヒップ、総丈を測ります。ヒップは、ウエストの下から18センチ程度下の部分です。またスリットがある場合は、その分の数字も控えておきましょう。次にパンツですが、やはりウエストとヒップ、裾幅、そしてわたり幅を測ります。わたり幅というのは、太ももの一番太い部分のことです。またパンツの二股に分かれた下を股下、その上を股上といい、パンツの場合はこの2つを合わせて総丈になります。
洋服採寸の考察
制服などを作る際、洋服の採寸は非常に重要であり、欠かせないものです。なぜなら、これをしておかないと自分に合うサイズの服にはならないからです。きちんと測っておくことで、自分に合うサイズの服に仕立てることができます。また、制服などを作る際、成長を見越して作れられる場合もあります。育ち盛りの中学生の制服を作る場合、在学中に成長し身長が伸びることが考えられるので、その点を考慮して作る必要が出てきます。もし、成長を見越して作らなければ、成長するにつれサイズが合わなくなり、また新しく作ることになってしまい、費用が多くかかってしまいます。
洋服採寸のまとめ
インターネット通販で洋服を購入する時、先ずはデザインで選ぶ事が殆どだと思います。しかし写真ではスタイル抜群のモデルが着用していて、実際に自分が来た時のイメージが今ひとつ掴めません。せっかく気に入って購入した服が、いざ来てみるとサイズが合わなかったという事も多いのではないでしょうか。そんな失敗をしないためにも、日頃から自分のサイズをきちんと採寸しておく事をお勧めします。サイズはS・M・Lで表示されているのが一般的ですが、通販の場合、細かな実寸が別ページに載っています。実寸と自分のサイズを比較してみると、ある程度の着用イメージがしやすくなりますよ。
洋服採寸で使った言葉の意味・使い方
"自分で洋服を作成するさいや、通信販売で購入する際は正しい採寸を行うことで、体にあったアイテムを切ることが可能になります。 正しいサイズを着用することは見栄えも良くなり、着心地もよいものです。 寸法を測るとよい場所はトップスが7か所程度、ボトムスも7か所程度と多岐に渡ります。 細かく測ることで確実に自分に合うサイズの把握ができます。 通信販売で購入する際に今まで着用していたアイテムを測る場合は洗濯などで縮んでしまっている場合や、反対に着用によって伸びてしまっている場合もあるため、注意が必要になります。 測る際は服を平たく床に置いて測ることも大切です。"
洋服採寸の方法の注意点
自分の体型に合った洋服を探すには、正確なヌードサイズを知ることが肝心です。特に通販での購入は試着できない分、細部にわたってサイズをチェックしましょう。 ここでは少し分かりにくかったり間違えやすい箇所の採寸方法を説明していきます。 まっすぐ起立し正面を向きます。手は脇から少し離します。 *S.P→ショルダーポイント=肩先位置 *B.N.P→バックネックポイント=首を前に倒した時に骨が飛び出る 位置 *袖丈→S.P~手首まで *裄丈→B.N.P~手首まで *着丈→B.N.P~トップスの裾ラインまで *床丈→胴囲(ウエスト)ライン~床まで *中腰囲(ミドルヒップ)→胴囲と腰囲(ヒップ)の中間囲 メモに残しておきましょう。
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洋服を選ぶ場合に欠かせないものがサイズだと思います。最近では、ネット通販などでの購入機会も増えてきていることからサイズがより重要ではないでしょうか。そんな場合のために、採寸の方法をみてみることにしましょう。Tシャツや上着には、肩幅(肩の幅)、裄寸(袖の長さ)、身幅(脇下の幅)、着丈(襟下から裾まで)、腕廻りなどがあります。パンツでは、ウエストやヒップ(ファスナーの下部)、股下、わたり(太腿の幅で股下約5センチくらいのところ)、裾幅などでしょう。ブランドによって少し違いはありますがこういったものが、一般的ではないかと思われます。