参拝の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて

参拝の方法概要
神聖な鳥居をくぐるときには、まず停止して一度軽い会釈をして頭を下げてから内側に入ります。鳥居をくぐることにより、心身の罪穢れなどを祓う「修祓」を行うことが出来るのです。身体や気持ちをお祓いして、清めてから神前に参ることが出来るようになっています。ただ、鳥居をくぐってはいけないといわれている期間というのもあります。それは、女性の生理中であったり出産直後などといった場合です。また、忌中の間も鳥居を避けるのが良いとされています。それは、神様は穢れを嫌うとされているからです。しかし、地域や神社によっては全く問題ないところもあるため、事前に調べていくのが適切です。
参拝の手順・方法01
鳥居をくぐると、拝殿までまっすぐな道が続いています。この道は「正中」と言われており神様が通る道とされています。ですから真ん中は避けて、端を歩くようにします。この時に右端を通って行く場合は、右足から入ります。また左端を通る場合は左足から入るのが正しいマナーです。暫く行くと、「手水」が見えてきます。手水では手や口を清めることができ、汚れを落とした身体で神様と向き合うことが出来るようになっています。手水のやり方はまず柄杓で水を掬い、左手から洗います。次に右手を洗い、次に左掌に水を受けて口をすすぎます。
参拝の手順・方法02
口をすすいだ際に使用した左手を再度洗って、柄杓に水を入れてそのまま縦に立てかけるように柄杓の柄を洗うという流れとなっています。手水を終えたらそのまま神前まで行きます。拝礼前には身なりを整えて、綺麗な状態で神様に挨拶するのが礼儀です。神前の中央を避けて立ち、一礼します。賽銭を納める場合は投げずに、入れるのが正しいやり方で好ましいとされています。そして、賽銭箱の上に吊り下げられている鈴を静かに1回鳴らします。鈴を鳴らす事により清められたり、魔除けの意味をもっているとされています。そして二礼二拍手一礼を行います。
参拝の手順・方法03
二礼二拍手一礼の手順ですが、まず2回深く礼をします。そして2回拍手をして最後にもう一度深くお礼をします。そして二礼二拍手一礼を終えると、軽くお辞儀をして神前から退きます。拍手をする際に左手を少しだけずらして拍手行うのも作法です。通常の神社の場合は、二礼二拍手一礼ですが、出雲大社や彌彦神社そして宇佐神宮などといった場所では二礼四拍手一礼を行うやり方が習わしとなっています。このように神社によっては、方法や手順が違う場合もあるので訪れる前に一度流れなどを調べておくと良いです。参拝を終えたら、鳥居をくぐり、向かい直して軽く一礼して帰ります。
参拝の手順・方法04
次に述べるのはお寺に参拝するときに知っておくと良いマナーです。流れは、神社とよく似ていますが、違う点もあるので知っておくことが大切です。神社の鳥居に当たる場所は、お寺では山門です。山門に入る際に軽く会釈をしてから境内へと向います。境内に入ると本堂までの道は参道と言われており、神社と同じように参道では端を歩くのが礼儀とされています。そして、水場で手と口を浄めます。使い方は神社と同じく左手から清めて、右手そして口を清め、再度左手を浄めます。そして柄杓に水を注ぎ立てかけます。神社の作法とたいへん似ているのが特徴です。
参拝の手順・方法05
梵鐘がある場合は、本堂で参拝する前に撞いておくのが良いです。後で梵鐘を撞くことは「戻り鐘」と言われており縁起が悪いとされているからです。梵鐘は寺院によっては撞くことが出来ないとこや、時間制限がなされている場合もあります。それぞれのお寺のルールに則って、使用するのが正しい使い方です。梵鐘を撞く場合は、一打だけゆっくりと撞きます。そして本堂に向い灯明と線香を炊きます。お香の香りはお釈迦様の食べ物と言われておりろうそくは1本、線香は3本お供えします。他の人が使用した、ろうそくや線香を使用するのは縁起が悪いだけでなくマナー違反です。
参拝の考察
本堂へ向かうと軽く会釈をして、賽銭箱にお供えを入れます。賽銭を済ますと、鰐口と呼ばれる鈴を鳴らして、胸の前で合掌します。そして、また軽く会釈を行い退きます。この時神社と違いお寺の場合は拍手してはいけません。ここが神社とお寺の大きな違いであるため、知っておくことが大切です。そして再度山門を抜けると、本堂に向き直って軽く会釈を行います。これらがお寺を参拝するときのマナーですがお寺の宗派によって、数珠を持っていったほうがいいところや使い方なども様々です。正しい方法を調べて行ったり、またお坊さんに尋ねるのも1つの方法となっています。
参拝のまとめ01(使い方や注意点など)
日本はもちろん海外などの教会を参拝する際、または観光などで訪れる際にはキリスト教のマナーを知っておくことが大切です。キリスト教はカトリックやプロテスタントはもちろん、ロシア正教やイギリス国教会など様々な宗派に分かれています。ですから、それぞれの宗派によってまたは教会によって大きく違いがあるので、それぞれの教会でどのように行えば良いのか教えてもらうのが適切です。例えば、教会の入口付近にある聖水盤に入っている聖水は、洗礼を受けたものしか触ることが許されていないところもあります。一方誰でも、初めての人でも触ることが出来る場合もあるので注意書きなどを見ておくと良いです。
参拝のまとめ02(使い方や注意点など)
また、ミサなどが行われている場合は信者のみが入ることが出来る、観光客でも参加することが出来る所があります。ミサに参加する場合は、私語は慎み静かにお祈りを捧げることが大切です。祭壇などがある場所は内陣と呼ばれている場所です。大変神聖な場所であるため、信者はもちろん観光などで訪れた人も入ってはいけません。また観光などで訪れた場合にも教会内での服装で、短すぎるスカートやノースリーブそしてサンダル、帽子の着用は失礼に当たります。規律の厳しい教会などは、服装によって入ることが許されていない場所もあります。事前に訪れることがわかっていたら、そのような服装は避けるのがマナーです。
参拝のまとめ03(使い方や注意点など)
イスラム教のモスクは、信者意外入ることが許されていない所が多いです。ですから、観光などで訪れることが出来る場所では、色々なルールが決められています。特に女性は、頭から足先まですっぽりと黒いブルカを被らなくては行けない場所や、頭だけ布をまとう所など様々です。男性でも、半ズボンやサンダルで参拝すると拒否される場合も多く、布を巻きつけて足を隠してモスクに入るようになっています。また、観光客と信者との出入口が分かれていたり、入ることの出来る時間が決められている場所がほとんどです。このように決められているルールに則って、気持よく参拝することが大切です。
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年末年始に訪れる神社仏閣はもちろん、観光先などでみかける教会やモスクなど宗教施設の正しい参拝方法をマナーの上で知っておくと、気持よく訪れることが出来ます。まず、神社を訪れた時の参拝方法の手順からです。神社の前には必ず鳥居があり、境内に向かうためには通らなくてはならない場所となっています。地図の神社のマークも鳥居を表しており神社のシンボルとなっていますが、神社の内と外を分ける目印となっています。鳥居の起源は諸説ありますが、天照大御神が天の岩屋に隠れた時に、神々が鶏の鳴き声を真似て、この時に鶏が止まった木を神前に置いたとされています。