メモリの確認方法・手順・使い方、メリットデメリットなどについて
メモリ確認の方法概要
仮にメモリの量が少ないとします。ここで重い処理を行ってしまったり、ソフトウェアを同時にいくつも起動してしまったりすると、メモリだけではデータの記憶が出来なくなります。人間にも、一度に大量の英単語や難しい用語を暗記するのには限界がありますが、機械も同じという訳です。 記憶できなかったデータは、ハードディスクに直接書き込まれます。これは付け焼刃のようなもので、ハードディスクはメモリより動作速度が劣っています。 ですから後になって、ハードディスクに記録されたデータを引き出そうとしても、パソコンの動作が不安定になり、重くなってしまいます。
メモリ確認の手順・方法01
では、辛うじてデータの記憶をメモリのみで補えたとします。一件落着、と思われるかもしれません。 確かに一度記憶に成功してしまえば、後はソフトウェアを閉じてしまえば、それに使用されていたデータがメモリから解放され、負担が軽くなります。 しかし、完全には軽くなりません。記憶されているデータは、例え大元のソフトウェアが終了しても、記録される媒体には残ってしまう場合が殆どなのです。 苛めを行った本人は数年後には苛めを行っていた事さえ忘れてしまうかもしれませんが、苛められた方には幾分か、心の傷が残ります。メモリも同じようなものです。
メモリ確認の手順・方法02
メモリの量の重要性を理解して頂けた上で、漸く本題に入ります。 メモリ確認の方法は幾つかありますが、まず紹介させて頂くのは、最も簡単な方法の手順です。 懇切丁寧にやり方の流れを説明させて頂いていますので、煩わしい方もいらっしゃるかと思いますが、 ご了承ください。 初めに、スタートを開きます。プログラムが縦列しているのは軽く無視をして、右側を見ます。 『コンピュータ』という項目が見つかりましたか。 そうしましたら、マウスカーソルを『コンピュータ』に合わせ、右クリックしてください。 すると幾つか操作の選択肢が出てきますので、プロパティを選択してください。
メモリ確認の手順・方法03
パソコンのプロパティ画面が出てきます。 Windows editionという項目が並んでいますが、特に関係はありませんので、下にスクロールしてください。 すると、システムという項目が出てきます。 製造元、モデルと並んで実装メモリが記載されています。例えば、8.00GB、という風に 少数第二位までの値で記載されているのが一般的です。 以上、最も簡単にメモリ確認を行う手順と流れです。これによって、メモリの大まかな容量などを確認する事が出来ます。 しかし、情報量があまりにも少なすぎますから、もう少し詳しく確認する方法にも是非挑戦して下さい。
メモリ確認の手順・方法04
先程、メモリ確認の最も簡単なやり方と手順、及び流れを説明させて頂きました。 今回は、少々細かいメモリの情報を確認するやり方を紹介させて頂きます。 まず、ソフトウェアを一つ、ダウンロードして頂きます。CPU-Zというソフトウェアですが、 無料でダウンロードする事が出来ます。Vectorなどから落とすのがお勧めです。 以下、CPU-Zの使い方について説明させて頂きます。CPU-Zは、起動すると自動でパソコンのCPUなどの 性能を確認してくれます。操作は基本的には必要ありません。よって気を付けるべきは、使い方よりもむしろ、 画面の見方と言った方が適切かもしれません。
メモリ確認の手順・方法05
使い方が非常に単純明快なソフトウェア、CPU-Zは、一口にメモリの性能など、とは言っても具体的にどの程度調べてくれるのか、説明が不足していたため、補足させて頂きます。 まずこのソフトウェアは、新世代のCPUにも対応しています。砕けて言うと、つまりは近年発売された比較的新しいパソコンでも十分に使用する事が可能という事です。 肝心な調べてくれる情報につきましては、CPUは勿論の事、マザーボードやグラフィックボード、メモリなどのメーカー名、さらに型番や規格など、様々です。 得られた情報をテキストファイルに出力する事も可能で、いちいち調べる必要がありません。
メモリ確認の考察
ソフトウェア起動時に収集されたパソコンのデータは、項目ごとにタブに分類され、表示されます。 特にメイン画面では、『CPU』『Caches』『Mainboard』『Memory』『SPD』『Graphics』『About』などがあります。一つ一つ、詳説していきます。 まずはCPUですが、こちらは搭載されたCPUの名前、ソケット、コードネーム、クロックのコア速度や倍率などが表示されます。 Cachesでは、階層ごとのキャッシュのサイズと仕様です。 Mainboardでは、マザーボードのメーカー、モデル、チップセット、BIOSのブランドなどが確認できます。
メモリ確認のまとめ01(使い方や注意点など)
引き続き、メイン画面の説明をさせて頂きます。 MemoryやSPDという項目では、メモリのタイプや動作チャネル、容量、メーカーや型番などが表示されます。 Graphicsでは、GPUのメーカーやコードネーム、クロック周波数、メモリクロック、メモリサイズ、そしてメモリタイプなどを確認する事が出来ます。 Aboutでは、これら既に述べさせて頂いた膨大な情報を、テキストファイルに纏める事が出来ます。 いちいちソフトウェアを起動するのも面倒ですし、メモを取る必要も無くなりますから、非常に有難い機能といえますね。
メモリ確認のまとめ02(使い方や注意点など)
使用しているパソコンの様々な性能を調べるのに、先程紹介させて頂いたような方法(メモリ量を簡単に調べる際に利用した方法です)以外で、これほどまでに便利なものは他にありません。 以前までは多大な苦労の末、漸く調べる事の出来た情報が、このCPU-Zを使用する事によって、かなりの低負荷で入手する事が可能になっています。 また、表示される情報の中には、実は他のソフトウェアでは中々手に入れる事が難しいものも含まれています。 そんな貴重な情報を、分かり易く分類してくれる上に、テキストとして保存できるのは非常に有難い事この上ない事ですね。
メモリ確認のまとめ03(使い方や注意点など)
パソコンを構成している様々な機器の性能や型番、メーカーなどが簡単にわかるという事は、パソコンのパーツ(メモリやグラフィックボードなど)を交換する際や、BTOパソコンを組み立てる際に非常に参考になります。 確認をする為にわざわざパソコンのケースを開ける必要もありませんから、時間も手間もかかりません。安心してパソコンのメンテナンスを行う事が出来ます。 また、ちょっとした豆知識ですが、このCPU-Zは海外のソフトウェアですので、文章が全て英語で表記されています。日本語化パッチが有志の手で作られていますから、英語が苦手な方は入れてみる事をお勧めします。
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海馬とは、脳の大脳辺縁系の一部である、海馬体というものの一部分です。主に脳の記憶や、空間学習能力に関係しています。
メモリも似たようなもので、主にデータを一時的に保存する機能を持っており、結果として処理を軽くしてくれます。メモリーという英単語がありますが、意味がそのままメモリの機能の説明となっていますね。
さて、このメモリが沢山あればあるほど、パソコンはより重い処理を、低負担で処理する事が出来ます。多くのソフトウェアを同時に開いたり、高速で安定な動作が期待できます。
ここで、メモリの量が肝心になってくるのです。