ムカデ退治の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて

ムカデ退治の方法概要
日本国内には、約130種類のムカデが生息しています。体長が15cm近くあるトビズムカデがよく知られていますが、万が一見かけることがあったとしても無闇に触れてはいけません。 虫の寿命は短いと考えている人が多いですが、ムカデは6~7年間生き続けます。毎年春になると、越冬したムカデが活動を開始し、5月から6月頃にかけて生殖活動を行います。ただし、いわゆる交尾が行われることはなく、オスが残していった精子袋をメスが生殖口から取り込んで産卵の直前に受精させるといった少し変わった形態が取られています。なので、オスとメスがつがいになることはなく、メスだけで子育てが行われます。
ムカデ退治の手順・方法01
先程も述べた通り、大型のムカデはとても強い毒を持っていますので、家の周りで見かけることがあった場合は、すぐに退治した方がよいです。ただし、素手で直接触ると噛まれてしまう可能性が高いので、見つけたその場で退治しようとは考えない方がよいです。まず厚手の手袋をはめる必要がありますし、火バサミなども必要です。たまたま手近な所にあった殺虫剤をふりかけた結果、ムカデの動きが止まったりすることがあります。でも、ムカデはなかなか死なないので、動いていなかったとしても安心することはできません。死んだと考えて手でつまみ上げたところ、噛まれて腫れてしまったというケースが実際によくあります。
ムカデ退治の手順・方法02
ムカデは、屋外の土壌環境で発生します。なので、山や野原などで見かけるケースが多いです。ただし、人家の周辺で発生することもあります。家の庭でムカデが生息しているだけでも怖いですが、室内に侵入してくることがあるため、本当に困ってしまいます。 子供や病人が噛まれてしまうと重症化するおそれがありますので、家の中でムカデを発見した場合は、すぐに退治した方がよいです。具体的にどのような方法で退治すればよいのかわからないという人が多いですが、ホームセンターや薬局へ行くと、ムカデ退治用のスプレーが売られています。万が一の場合に備えるために、まだ姿を見かけたことがなくても、スプレーを買っておくとよいです。
ムカデ退治の手順・方法03
ムカデに噛まれると、その部位に激しい痛みや皮膚の発赤、腫脹などの症状が起こります。重症の場合は、リンパ節炎になってしまう可能性がありますので、たかが毒虫と侮ってしまうのは危険です。海外では死者が出たこともありますので、注意が必要です。 噛まれてしまった場合は、一刻も早く病院へ行くのがよいです。すぐに病院へ行くことができない場合は、患部を冷やすと痛みや腫れを和らげることができます。ただし、本当に望ましい応急処置のやり方は少々違います。体内に入ってしまった毒を吸い出すのが最も正しいやり方です。毒吸引器があればベストですが、それがない場合は、熱めのシャワーをかけながら手で毒を絞り出すとよいです。
ムカデ退治の手順・方法04
ムカデの毒は、スズメバチの毒ととてもよく似た特徴を有しています。そのため、場合によってはアナフィラキシーショックが起こる可能性があります。虫毒のことをよく知らない医師に診てもらっても、適切な対応をしてもらえないことがありますので、虫毒アレルギーの専門医がいる病院に行きましょう。自分で病院を見つけることができない場合は、迷わずに救急車を呼ぶとよいです。 病院に事前連絡を入れる場合は、ムカデに噛まれたとは言わずにスズメバチに刺されたと言ってしまった方が、適切な処置をしてもらえるようになります。残念ながら、ムカデの毒性を軽視している医師が多いので、気をつける必要があります。
ムカデ退治の手順・方法05
ムカデを家の中で発見した場合、その1匹については確実に退治するようにしたいものです。その後で改めてムカデ退治の具体的なやり方を考えるようにするのが、望ましい流れです。発見したムカデを見失ってしまった場合は、次に見つけた時に確実に捕獲できるように準備しておくとよいです。ムカデは水回りによく出没しますので、浴室や台所等にあらかじめ火バサミを置いておきましょう。 家の中で見つけたムカデを退治することができたら、次に行うのは屋外からの侵入を阻止する対策です。家の周りにムカデ用の殺虫剤を散布し、室内への侵入を防止します。そしてその後に予防策を講じるというのが、ベストの流れになります。
ムカデ退治の考察
ムカデは毒に対する耐性が非常に強いので、アリやゴキブリ用の殺虫剤では殺すことができません。でも、ムカデ退治に強い効果を発揮する有効成分が配合されたムカデ退治専用の殺虫剤があります。先程述べた流れ通りの手順でムカデ退治を行うのが一番効率的ですが、多少手順が変わっても、退治することは可能です。ムカデの体に薬剤が付着するだけで殺虫効果が現れる薬剤が販売されていますから、家の周りを取り囲むように散布するとよいです。 しかし、まんべんなく薬剤を撒いたつもりでいても、室内への侵入が一向にやまないことがあります。踏むべき手順を全て踏んでも状況が改善されない場合は、プロの害虫駆除業者を利用しましょう。
ムカデ退治のまとめ01(使い方や注意点など)
虫が苦手な人が自分でムカデを退治しようとしても、上手くできない可能性が高いです。単に逃げられてしまうだけでなく、悪くすれば噛まれてしまうおそれがありますので、無理をせずにプロの害虫駆除業者を利用するようにした方がよいです。また、健康状態がよくないなどの理由で、殺虫剤を自分で取り扱うことに不安を感じている人も、プロの業者を頼んだ方がよいです。 殺虫剤の使い方は、容器や外箱などに記載されていますので、その使い方を守っている限り健康被害が出てしまう心配はありません。しかし、たとえ正しい使い方をしていたとしても、不安を感じつつ使うのは気持ちのよいものではありませんから、業者を利用するのがよいです。
ムカデ退治のまとめ02(使い方や注意点など)
室内で見つけたムカデを自分で駆除する場合、一番望ましいのはスプレー殺虫剤や冷却タイプの駆除スプレーを用いる方法です。火バサミでムカデをはさんで遠くに捨ててきたり、熱湯に突っ込んで殺してしまうという方法が一番安上がりな方法ですが、火バサミで確実に捕獲するのはなかなか難しいものです。また、いったんは捕まえることができたとしても、手が疲れて火バサミを持つ力を緩めてしまったりすると、ムカデに逃げられてしまうおそれがあります。ですので、上述したようなスプレーを用いる方が安心できます。 ただし、殺虫剤をかけられたムカデはひどく暴れますので、動かなくなるまで離れた所から見ている必要があります。
ムカデ退治のまとめ03(使い方や注意点など)
家の中に出没したムカデを退治するのはもちろん意味があることですが、ムカデが発生しなくなるのが一番望ましい状態です。ムカデが発生しない庭にすることができれば、室内への侵入を心配する必要がなくなります。庭全体にムカデ駆除剤を撒くという方法は現実的ではありませんが、それ以外の方法でもムカデが嫌がる庭にすることができます。 夜行性のムカデは、ジメジメとした湿った環境を好みます。たとえば庭石の影や石垣は、ムカデにとって絶好の潜み場所になります。また、廃材やガレキ、雑草、落ち葉などもムカデは大好きです。ですので、そのような物を極力なくすことが一番の予防策になります。
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