稲育苗の方法・やり方・手順や使い方

稲育苗の方法・やり方・手順や使い方

育苗(イクビョウ)とは、種をまいてから苗がある程度、成長するまでポットなどで保護して育てることです。稲育苗とは、稲の種をまいてから40日ぐらい、4葉まで成長して5葉が出てくるころまで、苗箱などで育てることです。稲作りは、良い種を探すところから始まります。バケツに塩水をいれて種籾を落として、底に沈んだ、中身の充実した実だけを使います。まずはじめに種籾を水に浸して1mmほど発芽させます。その後、発芽した種だけを苗箱に種を蒔き、種が隠れる程度に薄く土を盛ります。一週間弱ぐらいで土から芽がでてきますので、その後約40日程度して、草丈が20cmほどになったら立派な稲の苗の完成となります。

稲育苗の方法概要

お米を作るにはまず最初に稲育苗から始めなくてはなりません。コメの種をまき田植えができる大きさまで育ててから田に植え付けます。やがてこの苗は大きく成長して大きな実をつけます、これがみんなの食卓に上がるお米になります。稲育苗は最初の種まきから大変な作業です。あらかじめ種を水で浸水してちょっと芽のでかかった種をまくことにより、より速く発芽するようになります。種をまく前に長い間、種を浸水することにより土の中にまいたときに、すでに根や芽が生えてきているため最速の時間で発芽することが可能になりました。ほんの二日や三日で発芽するようになります。

稲育苗の手順・方法01

田植え機の普及により稲育苗は田植え機専門のプラスチックの箱の中で行われるようになりました。この中に泥を詰めてその中に種をまきます。そして水をかけて稲の発芽を待ちます。苗が大きくなったらその箱ごと田に運び箱の中から苗を掬い取り田植え機で植えていきます。この方法をとることにより田植え作業の効率化が可能となりました。この箱の中に泥を詰める作業は大変な作業でした。昔は手作業でひと箱ひと箱手で詰めていたのですが現在は機械でその泥を詰める機械も開発されこの作業は大変楽な作業となっています。これと同時に作業にかかる時間も短縮されました。

稲育苗の手順・方法02

小さい苗は細菌による感染が多くなります。そのため感染した小さな苗は成長することなく枯れていきます。この病気の感染源である細菌は土中の中にもいますし、種自体が持っていることがあります。そのため種の時からこの病気を防ぐために、それを防止する薬剤を利用して消毒を行います。また土中にいる細菌に対しては泥の中にこの薬剤を散布することにより感染を防ぐ対策がとられてきました。このような手順を踏むことによって病気にもかからず立派な苗が育っていくのが可能になりました。育苗をうまくやるためにはこの種子の消毒が欠かせない作業となっています。

稲育苗の手順・方法03

病気も発生せずすくすく育っていくためには、水の管理が大切になってきます。水の管理を怠ればほんのわずかののちにすぐ枯れてしまいます。水が命といっても過言ではありません。あまり多くの水を与えれば根腐れを起こしてしまいますし、少なければその時点で成長が止まってしまい枯れてしまいます。適度な水の調整が大切になってきます。うまい水の管理ですくすくと育った苗はやがて田植えに最適な長さになると、田植え機により田へ移植されます。それまでの間、大切に水の管理を行い病気のでない強い苗を大切に育てていかなくてはなりません。

稲育苗の手順・方法04

苗はその品種によって生育の時間が変わってきます。一般的に種をまいてから気温にもよりますが45日間で田植えの適期と言われています。ですから種をまくときにはいつ田植えをするのかを考え、その日から逆算して45日前に種をまくのがベストな種まきです。田植えをスムーズに行うために作業に適した大きさに育てていかなければなりません。生育途中の病気や害虫に十分な注意をして育苗していきましょう。また気候や風などでも幼い苗は傷ついてしまうので注意が必要になってきます。気温があまり高すぎると蒸れ苗と言って苗がしなびてしまう現象がおこることがあります。

稲育苗の手順・方法05

最近はビニールハウスの登場で育苗が大変楽になりました。その使い方は種をまいた箱をビニールハウスに運び入れるだけで終了してしまいます。ビニールハウスに入れることにより風などの被害から守ってもらえるとともに、害虫やスズメなどの天敵から幼い苗を守ってくれることができます。また温度管理もビニールを開け閉めすることにより容易にできるようになりました。農薬やビニールハウスなどをうまく活用することにより丈夫で元気のいい苗を育てることが可能になりました。また稲も様々な品種改良が施され、より天候の変動に強い稲の改良も行われるようにっています。

稲育苗の考察

お米は、苗八作と言ってその年のお米の出来は、八割がた苗のつくりで決まってしまうといわれています。そのくらい苗のつくりは大切なものです。これは昔の言い伝えで、最近の稲育苗は大変簡単になってきています。病気に感染させない薬剤や、ビニールハウスの登場で天候に左右されずに、苗を作ることが可能になっています。また稲の育苗を専門的に行っている農家さんもありますので、そこから買って植えることで稲の育苗をしなくてもお米を作ることも可能になっています。田植え機の登場で、田植えも稲の育苗も大変簡単になってきています。

稲育苗のまとめ01(使い方や注意点など)

稲育苗時に発生する病害は大きく分け2つの原因で起こります。まず1つ目は種子による伝染です。主な病害としては「いもち病」や「ばか苗病」、「もみ枯細菌病」、「苗立枯細菌病」があげられます。もう一方の原因としては土壌伝染があります。主な病害としては「苗立枯病」や「ムレ苗」があげられます。これらの病害を発生させないためには育苗箱を十分に消毒や洗浄を行うとともに、塩水選した健康的な種子を消毒した後に使用することが大切となります。それに加え、必要に応じて薬剤を散布したり、土壌の湿度や乾燥に注意を払うことが重要となってきます。

稲育苗のまとめ02(使い方や注意点など)

稲育苗を行うためには種子に適切な処理を施し、病害を防ぐことが重要となります。まず種子は必ず良質なものを購入又は準備します。次に塩水選を行います。この際、うるち米の場合には比重が1.13、餅米の場合には比重が1.08となるようにして処理を行います。処理が終わったら、種子を丁寧に水洗いします。丁寧に洗い終わった種子を水温10度から15度で消毒を行います。消毒後は水洗いを行わず、表面を軽く乾かして置きます。乾燥が終わった後、水温10度から15度にて7日から10日間浸漬します。精算温度で100度が目安となります。その後、水温30度で半日かけて発芽をさせて種子の準備は完了となります。

稲育苗のまとめ03(使い方や注意点など)

お米は日本人にはかけがえのないものです。そのもととなる稲の育苗の方法についてみてみることにしましょう。稲育苗にはまず、種もみを選別するところからはじめます。それには塩水を使用しての選別が、主なやり方のひとつとなっているようです。塩水に種もみを入れ浮いてきたものは排除し、沈んだものを使用するというやり方です。塩水を種もみからきれいに流し温水での消毒を行い、次に水に浸し芽を出すように誘導します。1ミリほど出れば、種をまきビニールなどで覆い育てていくことになります。そのあとは、約40日ほどで立派な稲となるようです。

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