結納略式の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて

結納略式の方法概要
結婚を決めた二人が、まず行う必要があるのが両家への挨拶です。仮に結婚前から両家と親しくしている場合でも、結婚のけじめとしてしっかりとした挨拶は大切です。自分の両親には自分から事前に簡単に結婚する意思を伝える流れもありますが、特に新婦の場合は同性で身近な存在である母親には軽く話をしておき、父親には結婚の挨拶の際に、きちんと伝える手順が自然のようです。結婚の挨拶をする日程は、両親の都合に合わせるのがマナーなので「彼がお父さんに会いたいみたい」「彼が大切な話があるから家にきたいみたい」などど伝え都合を確認しましょう。
結納略式の手順・方法01
結婚の挨拶の日程は、両親の都合に合わせるのがマナーですが、昼食の時間に挨拶に行くと食事の準備などにに気を使わせる可能性があるので、避けるのが大切です。また、年末年始やお盆の時期など、イベントの時期と重なる時期は避けましょう。 また、双方の両親と顔なじみの親しい関係になっていても服装には配慮が必要です。男性はネクタイにスーツ、女性は優しい色のスカートのスーツやワンピースなど清潔感のある正装が理想です。二人で新しい家庭を作って行く上で、挨拶をするのが身近な家族とは言え、両親に配慮して準備を進めましょう。
結納略式の手順・方法02
両家への結婚の挨拶が終わると、その後に執り行う両家の顔合わせや結納、結婚式などの日程や準備が必要になります。最近は両家の顔合わせや結納を同時に行ったり、結納略式を選択するカップルが増えています。 両家の食事会は結婚が決まった二人の両親や兄弟、祖父母が集まり、簡単な挨拶をして食事を楽しみながら親睦を深める会です。ホテルや割烹料理屋などの使い方を工夫して食事会を行う場合が多いでしょう。近年では両家の住んでいる場所が離れている場合には、たびたび集まるのは大変なため、両家の顔合わせと食事会と結納を一緒に執り行う場合もあります。
結納略式の手順・方法03
結納は、結婚が決まって婚約した証明として、両家が取り交わす儀式のことを言います。正式な結納は、仲人を立てて、仲人が新郎の家と新婦の家を行き来して行うやり方です。しかし、両家が離れている場合には行き来するのが困難なため、正式な結納を行う人は少なくなりました。 正式な結納ではなく結納略式の手順は、仲人を立てずに行うやり方が一般的です。新婦の家に両家が一堂に集まり、行う流れが主流ではありましたが、近年では新婦の母親の準備が負担にならないよう、ホテルや料亭などの結納パックの上手な使い方をする人も増えています。
結納略式の手順・方法04
結納略式ではホテルなどの結納パックを利用する人も増えていますが、各会場によってプランの内容は大きく異なるので色々なプランを比べて、使い方を工夫すると良いでしょう。新婦の家に両家が集まって結納を済ませた後で、食事のためにホテルなどを利用したり、新婦の家で結納と食事会を行う場合でもあらかじめ結納用の仕出し料理を手配する場合もあります。 また、結納のような形式に沿った内容ではなく、婚約式と言う形で両家が集まり、婚約を報告した上で会食を楽しむというスタイルもあります。両家が離れた場所に住んでいる場合には中間の会場で執り行う場合も多いです。
結納略式の手順・方法05
正式な結納の場合には「結納飾り」「結納品」「家族書」が必要です。結納飾りや結納品は地域によって大きく異なるので、両家の出身地が異なる場合は話し合うことが必要です。一般的には新郎側のしきたりに合わせる流れがありますが、両家で話し合い、方法を決めると良いでしょう。結納飾りや結納品は7品を基本としまが5品や9品など、奇数で準備する手順が一般的です。特に関西と関東では結納飾りの縁起品の大きさや飾り方が異なります。目録、長熨斗、金宝包、寿留女、子生婦、友志良賀、末広、勝男節、家内喜多留などが結納飾りのお品です。
結納略式の考察
結納する場合に準備する品のひとつである「家族書」の代わりに、3親等くらいまでの親族の名前を記した「親族書」を準備するやり方もあります。また、結納品や結納飾りの目録と受書も準備します。目録と受書の宛名や差出人の宛名は、双方の父親の名前を記すのが昔からの方法ですが、近年では新郎と新婦の名前を記す人が増えてきています。 正式な結納では両家の服装も大切です。仲人も含め、全員が正装で参加します。正装の場合は洋装であれば、男性はモーニングコート、和装であれば5つ紋付羽織袴です。女性はアフタヌーンドレスや振袖が正装です。
結納略式のまとめ01(使い方や注意点など)
正式な結納であっても、両家の話し合いによって準礼装で行う方法も増えてきています。準礼装の場合、男性は洋装であればディレクターズスーツ、夜ならタキシード、和装であれば3つ紋付羽織袴や色無地の5つ紋付羽織袴です。新郎本人が和装のケースは少なくなっています。女性の場合は洋装であれば、アフタヌーンドレス、ワンピースやアンサンブルスーツ、夕方からの結納ならセミイブニングドレスなどです。和装であれば訪問着、色留袖の3つ紋か1つ紋、色無地紋付などがあります。 一番のポイントは両家で話し合い、バランスの取れた正装で執り行うことです。
結納略式のまとめ02(使い方や注意点など)
結納の後はおめでたいメニューが並んだ結納膳の会食をします。新婦の自宅での食事会の場合には、仕出し料理を頼むと母親の負担が軽減されるのでお勧めです。仕出しを頼む場合には結納の後の会食であることを伝えると、おめでたいメニューを用意してもらえます。新婦の自宅で結納を行う場合でも、会食はホテルや料亭で行うこともあるので、その場合には結納パックなどがあるかを確認した上で予約をすると良いでしょう。会場によってはお持ち帰りのお赤飯などを用意してくれる場合もあります。また、結納パックがなくても趣旨を伝えるとおめでたい料理を用意してくれます。
結納略式のまとめ03(使い方や注意点など)
近年では、正式な結納ではなく、その過程の幾つかを簡略化する、結納略式で執り行う人が増えてきました。何を行い、何を省略するかを、新郎新婦や両家が話し合い、納得した上で行えば、問題はありません。これから親族になる両家が、気持ちよく、結婚までのプロセスを行えるよう、新郎新婦の二人が、しっかりと両家の意向や希望を踏まえた上で準備を進めると良いでしょう。両家や親族に配慮しながら準備を進めることで新しい家庭を築く新郎新婦も絆も更に深まるのではないでしょうか。 一生に一度の結婚までのプロセスを楽しみながら乗り越えて行きましょう。
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結婚は人生にとって大きなイベントです。結婚を決めた新郎新婦はこれから二人で作っていく輝かしい未来を考え幸せな気分になる最高の時間です。結婚が決まると、結婚する日に備えて色々な準備が必要になってきます。結婚しても女性は働き続ける人が増えているものの、人によっては旦那様を支えるために、専業主婦になる準備をする人や仕事を変える人、旦那様の家業を手伝う予定の人など環境によって様々でしょう。また、新居に引っ越す準備や入籍に向けての準備は広範囲に渡ります。一生に一度の結婚の準備を滞りなく行うために情報を効果的に入手しましょう。